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本を書くハッカソンイベントBookathonレポート —— 週末だけで13冊が完成!

SmartHRは、2026年2月6日(金)から8日(日)にかけて東京・メルカリ 六本木オフィスで行われた「Bookathon - 本を書くハッカソンイベント」におやつスポンサーとして協賛しました。 本レポートでは、その模様をお届けします。

目次

Bookathon - 本を書くハッカソンイベントとは

Bookathonは、「いつかは本を書いてみたい」と思っている人たちが集まり、短期間で本を書き上げる執筆ハッカソンイベントです。週末を使って原稿を書き上げ、最後に完成した本の内容を発表します。

tech-book-cat.connpass.com

主催である「技術と本と猫」の第四弾イベントで、執筆ハッカソンとしては初の試みです。ちなみに、技術と本と猫の第一弾イベントは、2024年8月にSmartHRで開催された「技術書とお金の話 夏の夜」でした。

今回のBookathonは、日によって多少の増減はあるものの、3日間ともに、約40名の参加者と、約15名の運営スタッフ、メンター、アドバイザリーボードが現地に集いました。 メンターは、出版社の現役編集者や、著書を持つ著者が担当します。

SmartHRはおやつスポンサーとして協賛するとともに、テクニカルライター/UXライターのnaoh_nakがメンターを、編集者のinaoがアドバイザリーボードを務めました。

Day 1 —— キックオフ、チーム編成、環境構築

初日の2月6日(金)は、19時から22時にかけて、キックオフ、チーム編成、環境構築が行われました。

その模様を写真でふりかえります。

スクリーンが三面あり、多くの参加者が壇上を見つめている
オープニングの様子。壇上に立つのは主催のmochikoAsTechさん

車座の参加者に向かって、マイクを持った人が書きたいテーマを発表している
オープニングのあとはチーム分け。まずは、それぞれが書きたいテーマを発表していきます

ホワイトボードいっぱいに、UVプリンタ、AI、Swift、ORM、有価証券報告書といった幅広いテーマが並んでいる
ホワイトボードに書き出されたテーマたち

全員立ち上がってチーム分けの相談をしている
みんなで話し合ってチーム分け。約40名の参加者から、13チームができました

チームごとにテーブルに分かれて座り、画面に向かって作業をしている
チームを組んだら、環境構築。今回の環境はRe:VIEWで統一されていました

ケータリングのお料理を参加者のみなさんがお皿にとっていっている
途中でおいしい晩ごはんも投入されました

ホワイトボードに向かって4人の参加者がテーマを相談している
食事が済んだら、引き続き本の内容や役割分担をチームで相談です

Day 2 —— 執筆、編集者アドバイス

2日目の2月7日(土)は、11時から20時にかけて、執筆、編集者アドバイスが行われました。

おやつスポンサーとしてのおやつのご提供もこの日からです。事前に参加者からご希望を募り、ヨドバシ.comに在庫があったものはすべてご用意しました。この発注時に初めて知ったのですが、ヨドバシ.comで一度に購入できるのは40商品までです。

テーブルいっぱいにおやつが並んでいる
おやつスポンサーとしてご提供したおやつ(写真:mochikoAsTechさん)

この日、SmartHRメンバーは現地不参加だったのですが、ラジオ体操や編集者への質疑応答なども行われたみたいです。楽しそう!

全員が反っている
みんなでラジオ体操(写真:ta_kaさん)

壇上に3人の編集者が座り、うしろのスクリーンには編集者に企画を相談するタイミングについての質問が表示されている
編集者への質疑応答(写真:ta_kaさん)

Day 3 —— 執筆、発表会、表彰式、懇親会

最終日の2月8日(日)。この日、東京は雪が降り積もっていました。そんななか、朝10時から夜21時にかけて、執筆、発表会、表彰式、懇親会が行われました。

雪が降り積もっている六本木ヒルズ
東京はこの日、雪でした(写真:mochikoAsTechさん)

最後の追い込み

15時までに本を完成させる必要があります。 みなさま朝から最後の追い込みをがんばっていました。

アドバイザリーボードのinaoは、全チームのテーブルを順にまわり、リポジトリを眺めながら、簡単なフィードバックをさせていただきました。

ホワイトボードに「3日目がんばろう!」と書かれている
3日目がんばろう!

多くのテーブルで作業が行われている
最後の追い込みに励むみなさん

テーブルに向かって4人が座っている
アドバイザリーボードのinaoは全テーブルを順にまわり楽しくお話ししました(写真:mochikoAsTechさん)

発表会

15時になったら原稿を提出し、発表会の準備を行います。

そして16時から発表会。1チームにつき発表3分、アドバイザリーボードの講評2分の5分間を、全13チームが順に行いました。

笑顔で登壇している
発表会は和やかな雰囲気のなか行われました

発表会の様子の引きの写真。たくさんの参加者が見守っている
メンバーが順にマイクを持ってお話ししていくチームが多かったです

アドバイザリーボードの3人が座っていて、inaoがマイクを持って話している
それぞれの書籍に対して、アドバイザリーボードから講評が行われました

審査

すべての発表が終わったら別室で各賞の審査です。

アドバイザリーボードのsatoshocoさん、dkfjさん、inaoの3人は、「Bookathonアワード大賞」の選考を行いました。

まず、審査の基準を3人で相談しました。賞品の一つに「アドバイザリーボードからの書評帯コメント付きオリジナルフルカラー表紙書籍20冊」があることから、書籍としての完成度の高さを重視して決めることにしました。

続いて、3人それぞれが、良いと思う本を3冊選ぶことにしました。inaoだけすぐには絞りきれず4冊が残っている状態でしたが、みんなで照らし合わせてみたところ、3人とも選んでいた本が2冊、二人が選んでいた本が2冊で、誰か一人だけが選んでいた本はありませんでした。

大賞は、3人とも選んでいた2冊の中から、話し合って決めました。

会議室のテーブルに座った10人のメンバーが笑顔でカメラを見ている
すべての賞の審査が終わり、審査員みんなで記念撮影(写真:mochikoAsTechさん)

表彰式

表彰式では、LINEヤフー賞、SmartHR賞、技術書典賞、編集者賞、Bookathonアワード大賞の順に発表が行われました。

SmartHR賞は、チーム「ゐろはカルタ」の『同人誌の表紙を頼みたい!と思ったときに読む本』でした。賞品は、SmartHRの増えてくアクキー、めちゃくちゃ難しいオリジナルキューブ、大きいトートバッグ、アドバイザリーボードのinaoへのご相談券です。この本は、ターゲットが明確で、かつそのターゲットに内容がばっちりハマっている点が印象的でした。今まさに同人誌を書いているBookathon参加者からも「技術書典まで待たず今すぐほしい!」という声が。さらに、構成も素晴らしく、目次を読むだけで話の流れがわかります。アドバイザリーボードからの話に「『はじめに』や目次を大事にしよう」というものがありましたが、それを体現した一冊だと感じました。

Bookathonアワード大賞は、鹿又菜摘さん、林龍蔵さん、劉文杰さんの3人チームによる『エンジニアのための有価証券報告書のやさしい読み方 —— 有価証券報告書 x エンジニアは最強だ!!』でした。商品は、アドバイザリーボードからの書評帯コメント付きオリジナルフルカラー表紙書籍20冊と、アドバイザリーボードのsatoshocoさんへのご相談券です。 このイベントの初日に出会った3人で、通読するタイプのこの1冊を週末だけで書き上げるなんて本当にすごいです! テーマはユニークですし、図表も豊富で、章トビラにはイラストが入り、索引まであります。

壇上で記念撮影。手には賞品を持っている
SmartHR賞を受賞したチーム「ゐろはカルタ」のお二人と、メンターのnaoh_nakさんで記念撮影

壇上で記念撮影
Bookathonアワード大賞を受賞した3人と、アドバイザリーボードの3人で記念撮影(写真:ta_kaさん)

懇親会

ぜんぶ終わったら、記念撮影したあと、乾杯してみんなでおいしいピザをいただきました。

約60人で記念撮影
みんなで記念撮影

みんなで乾杯している
乾杯!

アフターイベント:Technical Writing Meetup vol.48 —— 「Bookathon」ふりかえり&運営レポート

Bookathonの4日後の2月12日(木)に、オンラインで「Technical Writing Meetup vol.48」が開催され、Bookathonのふりかえり&運営レポートが行われました。 SmartHRからは、メンターのnaoh_nakが登壇しました。

tw-meetup.connpass.com

naoh_nakからBookathonのふりかえりの一言をもらいました。

今回はメンターとしての参加でしたが、参加者の熱量、3日間で書き上げるぞ!という強い意思に感化されて、自分も書きたい気持ちがググッと高まりました(別で現在執筆中のため次回技術書典への参加は見送りましたが)。 BookathonのオープニングのmochikoAsTechさんからの話にもありましたが、本を書くって大変なので、一人でもくもくとやっているとくじけがちだと思います。Bookathonのような場で書くことで、熱量を維持しやすいはず。次回は未定のようですが、ぜひ続いてほしいイベントだと思いました!

Zoomのウェビナー画面
画面上から、スタッフを務めたmmm_fff_tecdさん、主催のmochikoAsTechさん、naoh_nak

まとめ

アドバイザリーボードを務めたinaoは前職では出版社で長らく編集者をしていたのですが、週末だけで1冊を書き上げられるなんてびっくりでした! しかも、1チームも脱落せず、13チームすべてが書き上げるなんて!

今回集まったメンバーは、2026年4月に開催される技術書典20にたくさん参加しそうです。そこでまた再会できるといいですね。

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