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「RubyKaigi 2024事前勉強会 ── 初参加でもこれで安心!」を開催しました

こんにちは!
SmartHR基本機能を開発しているプロダクトエンジニアのpndcatです。
RubyKaigiオーガナイザーや、SmartHRのRubyKaigi運営スタッフもしていました。

今回は「RubyKaigi 2024事前勉強会 ── 初参加でもこれで安心!」を開催したので、その様子をお届けします。

事前勉強会のアイキャッチ

また、「RubyKaigi 2024事後勉強会 ── 思い出が止まらない」は以下の記事で紹介しておりますので、ぜひこちらも読んでいただけると嬉しいです。

tech.smarthr.jp

開催概要

4月25日にSmartHRで「RubyKaigi 2024事前勉強会 ── 初参加でもこれで安心!」を開催しました。
このイベントは、RubyKaigi初参加の方の手引きとなる事前勉強会です。
昨年はSmartHRの社内で行った勉強会を、RubyKaigiチーフオーガナイザーの松田明さんをお招きし、公開で開催したものです。

たくさんの方からのお申し込みがあり、100人まで増枠する満員御礼の勉強会となりました。
登壇者・参加者のみなさま、ありがとうございました!

smarthr.connpass.com

オープニング

司会は、SmartHRのnomusonさんです。
nomusonさんからは、参加者事前アンケートのRubyKaigiの参加回数についての結果発表がありました。
事前勉強会では全体の32%が初参加の方でした。
RubyKaigiプレイベントはRubyKaigiの練度が高い方々が参加する印象でしたが、今回の事前勉強会は初参加の方がたくさん参加しており、運営一同とても嬉しかったです。

司会はnomusonさん。RubyKaigiは2015年ぶりの参加

ふつうのWebサービス開発者がRubyKaigiを楽しむためのRubyの知識

最初は、SmartHRのytnk531さんによる「ふつうのWebサービス開発者がRubyKaigiを楽しむためのRubyの知識」の発表でした。
昨年SmartHRの社内でもytnk531さんが勉強会を行いましたが、さらに情報をアップデートをしての発表でした。

最近のRubyKaigiの話題から厳選して、JIT、メモリ管理、並列処理・並行処理、パーサーの拡張についての紹介をしていました。特にメモリ管理の説明は、図を用いた解説がとてもわかりやすく、RubyKaigiを楽しむためのRubyの知識を学ぶことができました。

CRubyプログラム実行の流れを解説するytnk531さん

speakerdeck.com

初心者のためのRubyKaigi入門

次は、ゲストの松田明さんによる「初心者のためのRubyKaigi入門」の発表でした。
「RubyKaigiの発表は究極の一次情報」「生産者の顔を見て、Rubyに対してお客さん以上の気持ちが芽生える」「Rubyコミッターと気軽に話せる会場」という話を聞き、RubyKaigiのおもしろさを再認識し、RubyKaigiがさらに楽しみになりました。

松田さん、ご登壇いただき本当にありがとうございました!

RubyKaigiとは何かを語る松田さん

speakerdeck.com

LT

ここからはLTです。

ドラ係は、Rubyコミッター兼RubyKaigi 2024スピーカーのKanekoさんです。
いつもはLTでドラを叩いてもらっていることが多いと思うので、今日はぜひ盛大にドラを叩いてくださいとお願いしました。

ドラを叩くKanekoさん

沖縄生まれのRubyistが案内する、RubyKaigi観光ガイド編

最初のLTは、わたしの「沖縄生まれのRubyistが案内する、RubyKaigi観光ガイド編」でした。

ぜんざいについて話すpndcat

speakerdeck.com

(私的)RubyKaigiの歩き方

2本目のLTは、katsyoshiさんによる「(私的)RubyKaigiの歩き方」でした。

RubyKaigiでの交流の楽しみ方を紹介するkatyoshiさん

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今年のRubyKaigiはProfiler Year🤘

3本目のLTは、osyoyuさんによる「今年のRubyKaigiはProfiler Year🤘」でした。

プロファイラの歴史を解説するosyoyuさん

speakerdeck.com

Schedule.select meets Hotwire

最後のLTは、SmartHRのkinoppydさんによる「Schedule.select meets Hotwire」でした。

Hotwireの魅力を語るkinoppydさん

www.docswell.com

写真撮影

すべての発表を行った後、懇親会の前に登壇者と参加者による記念撮影を行いました。

みんなで記念写真

懇親会

懇親会では、RubyKaigi 2024や沖縄について熱く語り合う様子も見られました。

RubyKaigiや沖縄について熱く語り合う様子

「沖縄で会いましょう!」で締めるRubyKaigi 2011からほとんどのRubyKaigiに参加しているIVRymirakuiさん

さいごに

RubyKaigiを楽しむためのRubyの知識や「RubyKaigiとは何なのか」の発表や、RubyKaigiに関するLTがたくさんあり、RubyKaigi 2024がより楽しみになった一日でした。
特に、松田さんの発表を聞いて、わたしがオーガナイザーやSmartHRで運営スタッフをやるのは、RubyKaigiが大好きだからなんだなあと再認識しました。
懇親会では、「初参加だけどRubyKaigiの雰囲気やイベントを楽しむポイントがわかった」「RubyKaigiへの気持ちが高まった」などの声を多く聞くことができ、事前勉強会を開催して本当によかったと思いました。

SmartHRではRubyが大好きなエンジニアから、Rubyを書いたことはないけどRubyに興味があるエンジニアまで幅広く募集しています!
以下のリンク、またはXでpndcatまでDMをいただければカジュアルな面談からでも実施できますので、ご応募お待ちしております。

hello-world.smarthr.co.jp