SmartHR Tech Blog

スマートエイチアール開発者ブログ

私がSmartHRに入社して一ヶ月が過ぎました

俺だ、kinoppydだ。今日はお前にSmartHRで働くということはどんな感じなのかを伝えに来た。

このエントリは、なにか悪い力によって書かれました。
ただしいエントリは下のリンクを参照して下さい。

tech.smarthr.jp

SmartHRという会社

社会の役に立つものを作っている。そういう認識をしておけばだいたい間違っていない。 紙、好きか? 俺は好きだ。紙の質感は指に心地良いし、何より紙にはだいたい有益な情報が書いてある。俺は情報も好きだ。

だがしかし、それが年末調整や入社手続きなどの書類になると、話は別だ。俺は途端に紙が大嫌いになる。 何故か。必要ないからだ。必要ないだろ? 今の時代、政府だっていーがぶとか、でじたるとらんすふぉーめーしょんとかいうやつで、紙じゃなくても手続きできるようになってるんだ。 ペーパーレス。最高じゃないか。俺は紙が好きではあるが、紙を右から左に送ったり、同じ情報を何度もペンで書いたりするのは大嫌いだ。

SmartHRは、そんな俺が嫌いな紙を世界から消し去る仕事をしている。どうしようもなくくだらない紙をこの世から消し去るために、俺はニコニコワールドからこの会社に降り立った。SmartHRは社会の役に立つものだ。俺はそう思っている。 政府のいーがぶってやつは、それはまあ素晴らしい。なにせ紙を必要としないからな。素晴らしいに決まっている。しかし、素晴らしいものだがなかなか馴染みにくい。でもSmartHRは馴染みやすい。それがどういうことかわかるよな?

そして何より、俺が知っている限りでは、SmartHRは日本でいま三番目くらいにイケてる会社だ。俺が言ってるんだから間違いない。どうしてイケているのかはこれから解説する。 ちなみに、一番は旭酒造という酒蔵だ。

SmartHRについてお前が知っていること

実際のところ、俺が知っているSmartHRとお前が知っているSmartHRの間に、大した違いはない。俺が入社してから一週間で叩き込まれたオンボーディングの内容は、80%くらいが既に知っている情報だった。それはなぜか? この会社は、露出狂かってくらいやたらと情報を公開したがるのだ。

まずなんか知らんが、社内報がオープンだ。

shanaiho.smarthr.co.jp

まあでも、冷静に考えてみると、別に大したこと書いてない。こんなのは序の口だ。次いってみよう。

speakerdeck.com

個人的な感想だが、この資料はなかなかにイカれている。冷静に考えてみろ、書くか普通、従業員の給与レンジの分布と昇給額の平均と中央値を? 俺だったら書かない。けどこの会社は書くんだ。そういうとこが最高に気に入っている。一応補足しておくと、従業員は互いの具体的な給与額は知らない。知っているのは、誰がどの給与レンジにあるかということだけだ。

こういった資料からわかるように、SmartHRの企業カルチャーの根幹は、オープンであるところだ。これは間違いがない。

あと、どうやら入社して二ヶ月経つと、CEOと 1 on 1 の面談があるらしい。興奮してきたぜ。俺と天気の話をするというのがどういうことか……CEOにわからせてやる。

じゃあここからは、俺が知っていてお前が知らない社内カルチャーの話をしよう。

SmartHRについてお前が知らないこと

まず、毎週水曜にやっている経営会議に殴り込みが可能だ。いや、実際に殴り込んだことはないし、殴り込む人を見たこともない。だが、理屈上殴り込みが可能だということだ。会議は会議室のドアを閉めずに、開発チームのすぐ近くにある会議室で行われる。聞き耳を立てなくても内容が聞こえてくるし、COOが元気そうで何よりだ。そしてなにより、その会議が終わると、オープンスペースに従業員全員を集めてなんの話をしたのかのサマリが共有される。しゃべるCOOにツッコミを入れることを肴にしながら盛り上がる。大丈夫かこの会社?

次に、従業員の間でほとんどの情報が共有されている。会社の資金のリアルタイムな残額から、先週CEOが家の鍵を忘れて外出しオートロックで締め出され路上生活をしたことまで様々な情報が共有される。むしろ共有されてない情報を探すほうが難しい。採用系の情報と、全員の具体的な給与額くらいじゃないだろうか? 公開されていないのは。積極的に周知されることはないかもしれないが、何かの情報を得ようとすれば何かしらの方法で社内の情報にはアクセスできる。持っている情報が違うと、人は判断を誤る。CEOはそれを嫌って、情報をオープンにしている。俺はこの「会社が俺をのけものにしていない」という安心感が最高に気に入っている。

最後に、Slackの治安が悪い。これは相当に悪い。どう悪いかといえば、インターネット老人会って感じだ。だが、陰湿な治安の悪さではないことに驚きを感じている。それはおそらく、人事情報を除くほぼ全てのチャンネルがパブリックだからだろう。そもそもパブリックに人を攻撃するようなタイプの人は、この会社に求められていない。謙虚、尊敬、信頼。いわゆるHRT(全然関係ないが、なぜかみんなえいちあーるてぃーと読む。原典であるチームギークにも、これはハートと読むと書かれている)と呼ばれる価値観だ。もしかしたら謙虚は必要ないかもしれないが、尊敬と信頼が無いとこの会社では生きていけない。裏を返せば、尊敬と信頼を持っていない人はこの会社にいない。俺はそんなところが最高だと思っている。

SmartHRがお前らを求めている

はっきり言おう。この記事は求人の記事だ。SmartHRは今アホみたいにでかくなっている真っ最中で、腕のいいエンジニアが必要なんだ。荒野に舞う存在意義のわからん紙をこの世から消し去りたいという気持ちを持っていようが持っていまいが、SmartHRで働くことは世の中のためになる。もしかしたらお前は、「いや、でも今はあまり転職とか考えてないし、それにゆうてベンチャーでしょ? ちょっと怖いよ」とか言うかもしれない。そんなこと言っているうちに、SmartHRはますますデカくなり、やがて日本一の会社になり、そしてお前はどうしてあの時転職していなかったんだと後悔することになる。成長しきったSmartHRほどつまらないものはないぞ。己の中にあるビリビリした感覚を思い出せ。この成長を体験できるのは今だけだ。もしお前が良いことを成したくて、信頼と尊敬の気持ちを忘れないエンジニアであれば、この最高に盛り上がっている会社に来ない理由はない。

なお、いきなりこんな世界に飛び込むのが怖い人にも、カジュアル面談というのがあるから安心しろ。

smarthr.co.jp