こんにちは、開発のりさきゃんです。
SmartHRの有志社員で執筆した「令和一年九月分給与明細」を技術書典7で頒布します!
3F ホールC か08C
14名が好きなものについて好きなように書きました。弊社で働く人間に興味があるかた、是非どうぞ!
経緯
技術書典、行ったことないけど、なんか出してみたい気持ちはある!!!
— 👑りさきゃん🌘 (@_risacan_) June 5, 2019
漠然と「本を出してみたい」と思ってはいたのですが、「一人で本を出すとなるときっとめちゃ大変だぞ、、、多分むり。。。」という気持ちがあり行動に移せていませんでした。
それでも気持ちを捨てきれず、週に一度のエンジニア定例で「技術書典7にむけて合同誌作りませんかー?!」とよびかけたところ、「やってみたい!」と手をあげてくれる同僚がいたので、制作することになりました。
執筆
執筆環境はRe:View、 Re:View Starter (技術系同人誌を書く人の味方「Re:VIEW Starter」の紹介 - Qiita)、GitHub Actions で構築しました。
Re:View は Ruby 製のソフトウェアで、Re:View 独自のマークアップ言語で書かれたファイルを PDF などに変換してくれます。
スタイルの設定は Re:View Starter に頼りました。Re:View Starter はタイトル、サークル名、サイズ、文字サイズなどをアンケート形式で答えていくと設定ファイルを自動生成してくれるというものです。書籍用のスタイルをゼロから設定していくのはとても大変なので、助かりました。
ビルドは GitHub Actions で行いました。執筆用レポジトリを作成し、Re:View ファイルへの修正コミットがプッシュされたのをフックに PDFをビルドし、 GitHub Actions の Artifacts を経由してブラウザ上からビルドした PDF をダウンロードできるようにしました。
🔽 執筆用レポジトリのREADME
エンジニアはレポジトリとREADMEを見て圧倒的自立駆動でRe:View形式での執筆 & コミット & PDF の確認 & マージをしてくれました。エンジニア以外の執筆者にはMarkdownで書いてもらい、Re:View形式に変換して代理でコミットしました。弊社はエンジニアでなくてもほぼ全員がMarkdownで書けるので助かりました。表紙はデザイナーのさめまるさん、Hiroponchackにお願いしました。すてきなイラストありがとうございます!
感想
記事が少しずつあつまって一冊の本になっていく過程はとってもワクワクしました!ぎりぎりの入稿、初めての出典、当日は台風などまだまだ不安な要素がありますが、もし会場で見かけたらチラ見していただけたら嬉しいです。
技術書典7 について
日時: 2019/09/22 (日) 11:00 ~ 17:00
場所: 池袋サンシャインシティ 展示ホールC/D(文化会館ビル2/3F)
主催: TechBooster/達人出版会