SmartHR Tech Blog

スマートエイチアール開発者ブログ

SmartHRに入社したついでに髪の毛の色をコーポレートカラーにしたので入社ブログを書きました!

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はじめまして、kinoppydといいます。SmartHRに9月入社して1ヶ月が経ったので、髪の毛の色をコーポレートカラーにしたついでに入社エントリを書こうと思います。なお、SmartHRのコーポレートカラーはこういうふうに決まったらしいです。

blog.shojimiyata.com

なお、一週間ほど前にちょっと悪い力が働いて奇妙なブログがポストされましたが、今日のブログは正気に戻ったあとにリライトしたものです。

tech.smarthr.jp

SmartHRという会社

SmartHRは、会社の名前であると同時に人事労務の電子化をお手伝いするSaaSの名前です。以前は会社の方は株式会社KUFUという名前だったそうですが、SmartHR一本で生きていくために社名変更したそうです。このへんの面白い話は、入社時のオリエンでCEOから直接聞くことができます。

世は大電子化時代ですが、会社のバックオフィス業務や役所関連のお仕事は、未だに紙の世界から抜け出せているとは言い難い状況です。みなさんも転職するときに、転職先の会社から送られてきた書類に何回も同じ住所や名前を書いて判子を押し封筒に入れて送り返したり、元の会社から紙の様々な書類が届いてまた何回も同じ住所や名前を書いて判子を押したことと思います。そもそも私は普段からペンなど握らないので、そういう機会にペンを持つことがあってもひたすら自分の住所と名前を何度も書くのは虚しい限りです。

SmartHRは、そんなうんざりするペーパーサムシングをこの世から消し去る仕事をしています。政府も重い腰を上げデジタルファースト構想などを打ち出しているので、その波に乗ってバックオフィスの業務をペーパーレス化するためのサービスを提供しています。SmartHRを利用すれば、人事採用だけではなく年末調整や入社の書類などもペーパーレス化できて最高に気持ちいい体験ができます。

ペーパーレスの恩恵は、スタートアップや中小規模なビジネスにおいて初速を上げるだけではなく、大企業で大量の書類にやまされている部門においても圧倒的なコスト削減をもたらしてくれます。5人に1人は発生するであろう記入の間違いを修正するために、書類を再送する手間をなくしてくれるだけで、どれだけ価値があることかがわかると思います。

SmartHRについて、入社前に知っていたこと

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SmartHRは面白い試みをいくつか行っていて、その一つにオープン社内報があります。名前の通り、オープンな社内報です。

shanaiho.smarthr.co.jp

その他にも、採用時にも紹介されますが、かなりいろいろな情報がぶっちゃけられた会社紹介資料が公開されています。

speakerdeck.com

特にこの会社紹介は割と頻繁に最新のデータで更新されており、時々見ると面白いです。この資料で最も特筆すべきと自分が思っているところは、職種に対する給与レンジと人数比、そして前期の昇給額の平均と中央値が公開されていることです。中央値を出すというところが非常に正直でいいなと思うところですが、社内でどれくらいの給与レンジの人がどれくらいの比率でいて、自分はどこに当てはまり、どのような役割を期待されているのかがよくわかります。

その他にも、SmartHRは多くの情報を外に向かって発信しているので、非常にオープンな姿勢の会社だということがわかります。私も入社前にそのオープン性に期待しており、入社後もそのイメージは特に変わっていません。

SmartHRについて、入社後に知ったこと

まず驚くのは、想像していたよりもオープンな社風だということです。選考段階などで事前に説明を受けていましたが、実際に目の辺りにしてみるとなかなかインパクトがあります。例えば、経営会議は毎週水曜日に行われますが、場所は開発チームの近くにある会議室で特にドアなどは閉めることなく行われます。特段聞き耳を立てなくても勝手に聞こえてきますし、なんなら参加することも可能です(流石に殴り込みスタイルで参加する人はあまり見ませんが)。また、経営会議が終わった30分後には、その会議の内容を社員全体に伝える説明会(通称:さぁ〜て今週の経営状況は?)が開かれ、基本的にすべての社員がオープンスペースに集まりCOOの説明を聞きます。その場やSlackで随時質問を募集しており、COOが話し終わるとそれらの質問を集めてQAをやっていたりします。その後は会社から弁当が配られ、ランダムで割り当てられた席で昼食を摂るというイベントが起きます。

次に、会社の情報はそのほとんどが従業員の間で共有されています。会社の資金のリアルタイムな残額や、セールスに行った会社の感触メモや、マーケティング施策の内容、社内で流れているBGMのフィードまで、かなりの情報を自分から取りに行くことができます。そのため、社内のSlackはほぼすべてのチャンネルがパブリックチャンネルで、一部採用人事などの情報のみがプライベートなチャンネルでやり取りされているのみです。入社時のオリエンで、明確に全員に共有されない情報として「各個人の具体的な給与額(ただし等級は公開される)」と聞きましたが、それ以外の情報は自分から探すか聞けば見つけることができると思います。先程の経営会議がオープンであることと関わりもありますが、毎週金曜日にはふわっとした案件を経営者たちが揉む会議が存在し、そこにはわりと頻繁に殴り込みが発生しているのを見ます。例えばプロダクトのリリースサイクルなどの問題提起などもこの場で行われ、CTOを含め開発メンバーと経営者たちが直接問題に対する意見を交換し、着地点を見つけられるような会議があります。この情報のオープン性のポリシーは、CEOの「集団の中で持っている情報が違うと、人は誤った判断をする」という考えに依るものだと聞いてます。私はこのオープンな社風をとても心地よく思っていて、何より「会社が私のことをのけものにしていない」という事実を感じられるため、安心感があります。

最後に、SmartHRでは謙虚・尊敬・信頼の姿勢が重視されます。よく言われるHRTというやつです(どうでもいいですが、会社の人たちはこれをえいちあーるてぃーと読みます。原典であるチームギークでは、HRTはハートと読むと言っているのですが、いきなりハートと言われても戸惑うからという理由らしいです)。自分が実際に働いてみて、謙虚はもしかしたら必要ないかもしれませんが、少なくとも尊敬と信頼の心を持っていない人は、SmartHRで働くことはできません。職種や立場に関係なく、お互いに対する強い尊敬と信頼が必要とされるチームであり、会社です。情報のオープン性とも関わってきますが、そもそも心理的安全性が低く、同僚を信頼できない組織において、情報を広く共有することは難しいです。相手がその情報をどういうふうに使うかわかったものではないので、保身の手段として情報を隠す選択をしていってしまいます。SmartHRでは、ここまで長々と語ってきたとおり、ひたすらに情報がオープンになっています。組織のなかで強い信頼と尊敬が機能している証拠の一つだと私は思っています。

SmartHRについて、エンジニアの立場から見えること

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SmartHRは、本体のサービスと追加機能のアプリを含め、バックエンドは全て Ruby on Rails で作られています。つまり、SmartHRはRubyの会社です。RubyKaigiなどに積極的にスポンサードしている様子などを見ても、それがわかると思います。とはいえ、Ruby以外の技術を使う気がないかといえばそんなことは無い様子もあり、「きちんとチームにコーチングと技術の定着をする努力をしてくれるのであれば」異なるFWや言語を入れることも可能だと思います。そして実際にそれができる人は、非常に高く評価されると思います。

フロント部分は、最新のプロダクトでは TypeScript + React + Redux の構成が多く見られます。もちろんこれは新しいプロダクトだけで、プロジェクトによって様々な違いがあり、これといって決まったものはありません。ですが、自社のUIキットをGitHubでオープンソース化していることからわかるように、今後は TS + React の方針を取っていくようです。

インフラに関しては、AWSとHerokuを使用しています。それぞれ必要なものを必要に応じて選択していますし、必要であれば様々な選択肢を検討・実施できる環境にあります。

また、自社がSaaSカンパニーだということもあり、様々なSaaSを積極的に導入して、開発の効率化にも役立てています。最近気に入っているのは、自分がアサインされたプルリクエストを放置していると容赦なくキレてくるパンダことpull pandaです。その他の技術スタックに関しては、採用情報のページに細かく書いてあると思うので、そちらを御覧ください。

おいでよSmartHR

最初に断っておくべきでしたが、この記事は求人を目的としています。SmartHRはいま、ものすごい勢いで成長をしている真っ最中であり、それに伴って各種エンジニアが必要です。フロント、サーバー、インフラ、QA、どの職種も人を求めています。もしあなたが尊敬と信頼を重んじるエンジニアで、成長の真っ直中にあるベンチャーで働きたいという気持ちがあれば、SmartHRを選択しない理由は無いと思います。

カジュアル面談や体験入社といった制度もあるので、ぜひ気軽に問い合わせて下さい!

smarthr.co.jp