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SmartHRにDevRelを立ち上げます

こんにちは、SmartHRで一人目のDevRelのinaoです。
SmartHRにDevRelを立ち上げる際に、社内に向けて書いた文章を公開します。

次の座談会もあわせてあわせてご覧ください!


DevRelを立ち上げます

DevRelとはなにか

DevRel(Developer Relations)は、「開発者をつなぐこと」を目的とします。
開発者をつなぐことには、次の3つが含まれます。

  • SmartHRの開発者と外部の開発者をつなげる
  • SmartHRの開発者どうしをつなげる
  • SmartHRのプロダクトと内外の開発者をつなげる

なんのためにやるのか

開発者をつなげ、そのつながりを強化することにより、開発者/開発者コミュニティ/プロダクトが成長できる環境を作るためです。

なにをするのか

What is DevRel?」に基づき「コミュニティ」「コンテンツ」「プロダクト」の3つに分類すると、それぞれ次のようなことを行い、「開発者をつなぐこと」という目的の達成を目指します。

  • コミュニティ(Community
    • 社内外の開発者イベントや勉強会の企画、運営、支援
    • 社内外の開発者コミュニティ活動の企画、運営、支援
    • 開発者向けソーシャルメディアなどの運営
  • コンテンツ(Content
    • 開発者向けブログ、YouTubeチャンネル、ポッドキャスティングなどの運営
    • 開発者の登壇、寄稿、取材などへの支援
    • 開発者の研修、知見共有、学習などへの支援
  • プロダクト(Product
    • アプリストアやAPIなどのパートナー開発者に向けた情報発信やイベントの開催
    • OSSリリースの支援

最初は、コミュニティとコンテンツに重点を置きます。

開発者のみなさまへ

と、もっともらしく定義してみましたが、担当者自身はDevRelという仕事をしたことがなく、後述する文献を参考にまとめたにすぎません。 また、DevRelが担う役割は、会社や組織によってさまざまなようです。

まずは、「DevRel」がイメージしにくければ、「技術広報」「テックブログの編集者」「イベントを担当する人」「なんか開発者をつなぐ活動をする人」など、ふんわり、ぼんやり、ざっくりとしたイメージでご認識いただければ大丈夫ですので、次のようなことがございましたら、お気軽にご相談ください。

  • 「こういうイベントをやりたい!」
  • 「テックブログに何を書こうかなー」
  • 「社外の◯◯さんをお呼びして勉強会を開催したいんだけど……」
  • 「イベントで登壇してみたいんだけど、プレゼンに自信がない……」
  • 「技術的にこういうおもしろいことをしたんだけど、みんなに知ってもらいたい!」
  • 「この社外イベントに協賛したほうがよいと思うよ」

こちらからも積極的にご相談させていただきます。

そして、マーケティングや広報、採用といった社内の専門家の方々にもご協力いただきつつ、開発者のみなさまがアウトプットやインプット、コミュニケーションをしやすくなる/したくなるよう尽力いたします。

SmartHRのDevRelとは何かは、これからのやりとりや活動を通して開発者のみなさまと一緒に形づくらせてください。

参考文献