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第一回 SmartHR LT大会を開催しました

こんにちは。SmartHRで届出書類機能を開発している sasaki (@s_sasaki_0529) です。

先日、第一回SmartHR LT大会が開催されました。どのようなイベントだったのかを紹介します。

SmartHR LT大会について

SmartHR LT大会(以降、本イベント)は、その名の通りSmartHRによる社内向けのLT(Lightning Talks)大会です。

企画立案はDevRelのinaoさんによって行われ、プロダクトエンジニア全体を巻き込む大きなイベントとなりました。SmartHRにおけるDevRelについては以下記事もご覧ください。

tech.smarthr.jp

本イベントは、以下のような特徴があります。

  • 東京オフィスでのオフライン開催で、オンライン配信あり
  • LT1時間・懇親会1時間の2部構成
  • 発表時間は原則5分で延長不可の強制終了
  • 遠方在住者で聴講のみの参加でも、交通費・宿泊費を全額補助 (既存制度の対象とする)
  • 懇親会まで含め業務時間として扱う

開催までの道のり

本イベントは、DevRel主導のもとで行なわれましたが、イベントスタッフは有志のプロダクトエンジニアを募集し、イベントタイトルの決定から会場準備、当日の司会進行などを分担しながら行いました。(現在本記事を執筆している私自身も有志スタッフの一名です)

Slack にて本イベント開催のための分担決めをしている画像

登壇者についても公募したところ、募集枠に対して非常に多くの登壇希望者が集まりました。残念ながら今回は11人という登壇枠が決まっているため、イベントスタッフにて、入社年次や内容などのバランスを考慮して選出しました。

Slack にて登壇者の発表を行なっている様子

当選された方々には、通知から本番までの一週間という限られた期間の中、いずれも力の入ったスライドを準備していただけました。

当日の様子

会場は東京オフィス8Fのイベントスペースです。外部イベントで使用する際と同様に、2枚のスクリーンにスライドを投影し、中央で登壇者が発表するという構成でした。

会場では2枚のスクリーンが使用されており、それぞれにスライドが投影されている。客席側にもチラホラと聴講者が着席し始めている
設営された会場の様子

なお、本日は銅鑼を携えたな厳格なタイムキーパーが待機しています。LTの制限時間である5分を1秒でも溢れると銅鑼が会場に鳴り響き、発表はそこで即終了となります。

タイムキーパーが椅子に座った状態で時計を見ている様子タイムキーパーが椅子から立ち上がり、銅鑼を鳴らす様子
待機するタイムキーパーと動き出すタイムキーパー

発表内容

第一回SmartHR LT大会では、以下の発表が行なわれました。順に紹介致します。(社内向けのイベントであるため、公開できるスライドは一部であり、タイトルすら明かすことができないものも含まれています。ご了承ください。)

オープニングLT

DevRel inao さんによる開会LTです。本日のアジェンダとイベントの趣旨の説明がされ、いよいよSmartHR LT大会が開催されました。

inao さんが登壇して挨拶をしている様子
開会の挨拶LTを行う inao さん

テストがなんか遅かった話

qwyng さんによる発表です。test-prof を用いて E2E テストのパフォーマンスをローレベルで計測し、ボトルネックを特定、解消した事例紹介でした。

発表者が発表している様子
テストがなんか遅かった話

アクセシブルな強調表現

chanMisa さんによる発表です。Web による強調表現として使用される太字文字を、アクセシビリティの観点から解説された発表でした。

発表されてる様子
アクセシブルな強調表現

文字ときどきRuby

tommy さんによる発表です。Ruby による文字の扱い(フォントや文字コード、コードポイントなど)をクイズ形式で基本から解説した発表でした。

発表されている様子
文字ときどきRuby

こちらはスライドが公開されています。

tmtms.net

バックエンドPdEだけど毎日泣きながらNext.js開発してる

shinoku さんによる発表です。バックエンドエンジニアがフロントエンド開発を行う上で、どんな挑戦をしてきたか、チームにどれだけ助けられているかが赤裸々と紹介された発表でした。

発表されている様子
バックエンドPdEだけど毎日泣きながらNext.js開発してる

Terraform入門

miyoshi さんによる発表です。Terraformの基礎概念を説明するスライドながら、最後に Provider 側を SmartHR API を用いて実装したデモは会場をざわつかせました。

発表されてる様子
Terraform入門

ネットで英語を学んだ私が教える英語と仲良くなる方法

tnagatomi さんによる発表です。「インターネット留学」*1 を通じてTOEIC 960点(初受験) を獲得した彼が、エンジニアに必要な英語力を身につける日々のテクニックを紹介してくれました。

発表されている様子
ネットで英語を学んだ私が教える英語と仲良くなる方法

デッドコードを消して生産性をあげよう!

ikkun さんによる発表です。SmartHRプロダクトの規模の話と、機械的にデッドコードを検出しては削除する取り組み事例でした。

発表されている様子
デッドコードを消して生産性をあげよう!

SmartHR の採用について入社3ヶ月目の人が語る

pndcat さんによる発表です。SmartHRの採用体験がどう良かったのか、自身の入社時の体験を言語化していただきました。

発表されている様子
SmartHR の採用について入社3ヶ月目の人が語る

スクリーンリーダーはプレースホルダーにアクセスできるのか

himi さんによる発表です。表題について、実際に各ツールを試してその問題点がよくまとまっていました。

発表されている様子
スクリーンリーダーはプレースホルダーにアクセスできるのか

(社外秘)

goro さんによる発表です。内容は現状社外秘であるため、タイトルすら出すことができませんでしたが、その技術要素について初心者向けの解説が行われました。

発表されている様子
(社外秘)

プラスアプリのインストール方法大全

meganemura さんによる発表です。SmartHRは、SmartHR基本機能とオプション機能に分かれていますが、それがどのように管理され、どう連動しているかの解説が行われました。*2

発表されている様子
プラスアプリのインストール方法大全

数字で振り返る SmartHR 2023

最後に、VP of Engineeringのmorizumiさんより締めのLTが行われ、LTパートは終了して懇親会パートへと突入しました。

発表されている様子
数字で振り返る SmartHR 2023

懇親会

11人+2人のLTが終了し、椅子が並んだ会場は机に差し替えられ、料理が配置され始めました。 メニューはお寿司と唐揚げ。お酒に合うメニューですが、お酒(とソフトドリンク) は飲み放題です!

テーブルに並べられた寿司と唐揚げお酒とソフトドリンクが冷やされた冷蔵庫の画像
お寿司と唐揚げとお酒

あとは思い思いに歓談です。プロダクトエンジニアは普段リモートで勤務しているため、初めて顔を合わせる人も沢山おり、はじめましてのよい機会でした。

思い思いに飲み食い歓談する様子
思い思いに飲み食い歓談する

20時をもって懇親会も終了。最後に集合写真を撮影して、ここまでが業務時間です!

本イベント参加者全員での集合写真
集合写真

あとは勤怠を切って、続けて飲みたい人は飲み続けるなり、このまま外に遊びに行くなり帰るなり解散になりました。

今後について

以上が第一回SmartHR LT大会の様子でした。今後は月イチのペースで開催予定です!

11人しか登壇が出来ないため残念な思いをされた方も少なくありませんでしたが、毎月コンスタントに続けることで、誰でも登壇のチャンスを掴めるようにしていけたらなと思います。

We Are Hiring!

SmartHR では一緒に SmartHR を作りあげていく仲間を募集中です!

本記事で紹介した SmartHR LT大会のように、チームの垣根を越えてプロダクトエンジニア同士交流する場も豊富で、横のつながりにも力を入れています!

少しでも興味を持っていただけたら、カジュアル面談でざっくばらんにお話ししましょう!

hello-world.smarthr.co.jp

撮影:sako

*1:tnagatomi san が定義した特殊な留学方法です。詳細を聞きたい方はぜひカジュアル面談まで!

*2:便宜上、社内ではオプション機能を指してプラスアプリと呼称することがあります