こんにちは!プロダクトエンジニアの有川です。SmartHRには2023年12月に入社しました。 福岡の自宅からフルリモートで働いています。
リモートワークは柔軟性や効率の向上をもたらす一方で、孤立感やコミュニケーション不足といった課題も抱えることがあります。 今回は、これらの課題に対処するためにオンボーディングの際にやったこと/やっていることについて具体的に紹介します。
SmartHRでは、プロダクトサイドのメンバーは「フルリモート(出勤日の指定なし)」で働けます。 制度についての詳しい内容は、以下の記事をご覧ください。
自己紹介 1 on 1
入社して二週間ほど経って、少し落ち着いてきたタイミングで、「自己紹介 1 on 1」をやらせてもらいました。
これは、それぞれのメンバーと一対一で会話をすることで、お互いの経歴や興味をより詳しく知る機会を得るものです。
一人につき30分の時間を頂きました。
SmartHRでは、多くの社員が自己紹介記事を社内ポータルサイトに投稿しています。
今回はその記事をつかって相互に自己紹介を行いました。
私の場合、趣味としてゲームやマンガがあり、ペットとしてポメラニアンと猫を飼っていることを紹介しました。また、これまでの経歴や得意分野についても詳しく話すことで、チームメンバーが私の強みや専門性をより理解できるようになりました。
この取り組みを通じて、仕事における連携だけでなく、趣味や個々の強みを知ることでチーム全体の結束が一層強まりました。お互いをより深く理解することで、チームの協力がより円滑に進むことを期待しています。
リモート歓迎会
新しいメンバーを歓迎し、親睦を深めるために実施されたのが、「リモート歓迎会」です。これは、一般的ではありますが、効果的なチームビルディングの手法の一つです。
私のメンターであるkawaidaさんが、この歓迎会を企画してくださいました。
ちなみに、今回はオフィスに集まれなかったのでオンラインで開催しましたが、オフラインでの開催も可能です!
リモート歓迎会では、新メンバーを含む全員がビデオ会議を通じて集まり、気軽におしゃべりや交流を楽しむことができます。これにより、オフィス外でのリラックスした雰囲気の中でチームメンバー同士が親密になりやすくなります。
経費の面でのサポートもあります。 リモート懇親会にかかる経費は1人あたり1,500円まで経費申請が可能です。これにより、メンバーは気兼ねなくイベントに参加し、リモートながらもチーム全体の結束を高めることができます。 私はピザ🍕を頼みました!
リモート歓迎会は、新メンバーの歓迎だけでなく、全メンバーが気軽に交流できる場でもあります。これにより、仕事上の連携だけでなく、プライベートな親睦も深まり、チームの一体感が向上します。
チーム全体のキックオフ(オンサイト)
新年度の始まりとなる1月、チームが所属するグループのキックオフイベントが開催されました。
イベントに参加するために、フルリモート対象のメンバーは遠方居住者向けのフルリモート通勤制度を利用することができます。 この制度では、月に2回までの範囲で交通費の経費精算が可能です。 これにより、イベント参加にかかる交通費がサポートされ、全メンバーが気軽にイベントに参加でます。
キックオフイベントは業務目的であるため、宿泊費も精算の対象になります。オンサイトでのイベント参加により、チーム外のメンバーと直接対話する機会を得られ、あまり話す機会のない方と交流できました。
特に、同じ福岡から参加しているメンバーとの交流は安心感が高まりうれしかった出来事でした。それまでフルリモートでやっていけるのか漠然とした不安があったのですが、同じくフルリモートで長く働いている方が何名もいることに気づけました。「フルリモートやってるの自分だけじゃないんだ」という気持ちが強く生まれ、安心感と協力意欲が一段と増しました。
また、月次でLT大会も実施されていて、こちらも業務扱いなので遠方からも参加が可能になっています。
朝会のアイスブレイク
入社オンボーディングとは少し違うのですが、朝会での取り組みも紹介します。
私たちの開発チームではスクラムイベントとして毎日「朝会」を実施しています。
朝会はプロジェクトの進捗や課題を共有するだけでなく、チームメンバー同士がお互いをより深く理解するための場にもなっています。
朝会の最初にアイスブレイクとして、「今日の一言」の時間が設けられています。
今日の一言では「昨日なにした」とか「最近はまってること」とかを共有しています。
これにより、チームメンバーは日々の業務だけでなく、プライベートな興味や趣味についても知ることができます。例えば、新しい技術の学習や趣味の本の紹介などが話題になり、チーム全体がよりカジュアルな雰囲気でつながることができています。
この時間があることで、チームメンバーがプロフェッショナルな側面だけでなく、個人的な一面も共有できるようになります。自己開示が促進され、メンバー同士の親密度が高まります。
まとめ
リモートワークの成功には、効果的なコミュニケーションが不可欠です。 毎日のチームでの朝会や1 on 1ミーティング、親睦を深める懇親会、そしてオンサイトのイベントを通じて、チームメンバー同士のつながりを強化しましょう。 これらの対処法を組み合わせることで、リモートワーク環境でもチームの結束を高め、共に働く喜びを実感できることでしょう。
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