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スタンディングデスクを買ってみました

スタンディングデスクを買ってみました

こんにちは!はじめまして! プロダクトエンジニアとして働いておりますkobadaiと申します。

今回は開発のノウハウや技術とは関係のない、よくある一エンジニアのリモートワーク環境を改善するために導入した何某についてつらつらと記していきたいと思います。 拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

なぜ買おうと思った?

新型コロナウイルスとやらが流行して以降、リモートワークとやらが世の中では流行り始めているようで、 例に漏れずSmartHRでもその働き方が推奨される時代になりました。

前職でリモートワークが導入されたときから「武士は食わねど高楊枝…意地でも便利な環境には染まらねえ___」をモットーに、地べたに座ってリビングの机にモニターを置いて潰れきったビーズクッションの上に座って作業をするというスタイルを貫いた結果、背中全体がまんべんなく痛くなるという症状に見舞われていました。 転職してからもリモートワークが継続するらしく、イチロー選手から無事是名馬の真髄を見出していた私は、思い切ってデスクの環境から整えることにしました。

どんな机を選べばいいの?

幼少期は家庭内じゃんけん大会で負けた結果自分の部屋を持つこともなく成人を迎え、 成人してからも地べたを愛し、地べたを這いずり回る生活をしていた関係でデスクに関して興味がなく、 そもそもデスクに関してはチーフの方からチラッと話を聞いたくらいの知識量だったので、 インターネットを駆使して情報を集めました。 どうやら以下の要素が大切なようです。

  • 椅子の座面の高さ
  • 差尺
  • 机の高さ

まず椅子の座面の高さから。 椅子にしっかり腰掛けたとき、足裏全体がしっかり地面に接地している状態が理想。 かかとが少し浮いている状態もダメだし、膝が浮く状態もダメ。 計算式は以下らしい。

身長(cm) * 1/4

次に差尺。 聞き慣れない言葉ですが、要は椅子の座面から手を置く机までの高さの差異のことらしいです。 肘を肘掛けに置いた上で肘の角度を90度に保った上で手を置くのが基本らしく、 以下の計算式で求められるそうです。

身長(cm) * 1/6

そして机の高さ。 これは椅子の座面の高さ差尺を足すことで求めることができるようです。 計算式は以下。 私は身長が181cmなので、計算式に当てはめると以下の結果が出ます。

181 * (1/4 + 1/6) = 75.4166666667

0.4166666667cmが私自身に致命的な影響を与えるとは思えないので、 約75cmが最適な高さということですね。

あとは机の広さです。 横はまあ100cmもあれば良いかな…という感じでしたが、メジャーで測ってみると案外狭そう。 というのも、使ってるモニターが27インチ、MacBook Proが16インチでそれらを横に並べたい村の民なのです。

(27 + 16) * 2.54 = 109.22

なので110cmくらいあれば横並びにできそう。

そんでもう一つ大事なことを忘れてました。 テーブル自体が昇降することです。 テレワーク全盛の世の中ということで、私の場合は草野球がある土日以外は一切玄関から外に出ない生活をしているため、家の中だと基本的に床に座りっぱなしなんですね(ソファーには常に何かが置いてある)。 このままではお尻と床が癒着してしまう! せっかくのフローリングにお尻が癒着してしまったら、退去時の原状復帰の際にちょっと面倒くさいことなるから嫌だ!ということで、テーブル部分が(何らかの力で)昇降するモノがほしい!となった訳です。 テーブルの高さを変えることができれば、座るだけではなく立つこともできるし、 フローリングにケツが癒着しないだけでなく、もしかしたら…立つって体にいいのかも…しれませんよね。 それに加えてPMが毎日Zoomに映る姿勢が違っていたので、バリエーションあっていいな〜と思ったりしていたこともあって、昇降デスクに手を出してみよう!ということになりました。

椅子に関しては条件に合致しているオカムラのシルフィーがどこからかたまたま生えてきたので、それを使います。

オカムラのシルフィー
生えてきた

どれを買おうと思った?

Google検索で「デスク」と検索すると以下の件数がヒットします。

88,800,000件ヒット
88,800,000件ヒット

やっべ、多すぎ〜となると思うので「デスク バイオハザード5 iphone15」で再度検索してみます。

約39,300件ヒット
約39,300件ヒット

約39,300件まで減りましたが、これでは興味が散りすぎていて昇降デスクについての情報が足りないと思うので、 さっさとFlexiSpot公式サイトにアクセスしてみましょう。

FlexiSpotの昇降デスクに関しては、ご存知の通り大きく分けて「手動昇降」「電動昇降」の2つがあります。 手動昇降に関してはバリエーションが少ないのですが、電動昇降に関しては脚底部の形、耐荷重、高さの範囲、高さを記録できる機能の有無、昇降スピード(モーターの数)などによってかなりのバリエーションがあるようです。

そして脚部のみの販売 / 天板のみの販売もしているようです。 DIYで木を切り出したり、工場にオーダーメイドしたり、知り合いの石油王から貰った純金を削り出したりなどして作った天板を、購入した脚部と組み合わせることで自分だけの机を作ることができるみたいです。

便利さでいえば圧倒的に電動昇降のほうが便利だと思いますし、 何ならワンタッチで記録した高さになってくれるというのはとても魅力的ではありましたが、

  • 怠惰な生活を変えるために昇降デスクを買うという理念
  • 構造がシンプルな方が壊れにくいし修理が楽
  • 小さい頃にミニ四駆にハマっていたときに友達から「レ●チューンモーターだよ!!」と言われて買った謎モーターがびっくりするほど遅くて出所不明のモーターに信頼がないというトラウマ
  • 実家の風呂の換気扇を動かすと絶望を体現したようなモーター音がするというトラウマ
  • できるかぎり自分の力で未来を切り開いていきたいという思想

など諸々を考慮した結果、 結局は手動昇降式であるFlexiSpot H1に目星をつけました。

「絶対に楽したい」 「めっちゃ昇降させたいので手動はちょっと…」 「ふと何気ない日常に交じるモーター音が大好き!」 「機械に命令するのが好き」 「うわ…私の年収、高すぎ…?」 という方は電動昇降式の方が、

「そもそもそんなに昇降させない」 「筋トレになる」 「シンプルな方がいい」 「ちょい古い車のウインドウハンドル大好き」 「あの日からいくら手を洗っても洗っても洗っても、モーターの匂いが消えない…」 という方は手動昇降式がおすすめです。

天板も最近バリエーションが増えたみたいなので、サクッと昇降デスクが欲しい人はFlexiSpotでいいんじゃないかなあという印象です。

楽天さんなどの経済圏内の民はそこに出店しているショップから購入するのも良いですが、 FlexiSpot公式サイトでも定期的に割引販売を行っているようなので、PayPalのアカウントを持っていたりするのであれば公式サイトから購入するほうが得な場合もありそうです。

商品到着

FlexiSpot H1の脚部はホワイト、天板はホワイトウッドの120 * 60 * 2.5cmの組み合わせで注文。 スペックは以下!

パネルタイプ:手回し
耐荷重:70kg
脚幅調整範囲:85~129cm
昇降範囲:71~121cm
脚段階:二段階(逆ピラミッド)
対応天板サイズ:幅100~160cm 奥行50~80cm 厚み≥2cm

注文して届いたのが翌日の朝。

届いた物品。持ってきてくれた佐川のお兄さんハアハア言ってた
届いた物品。持ってきてくれた佐川のお兄さんハアハア言ってた

奥側の箱が脚、手前が天板。 脚部が20kg弱、天板は10kgちょっとくらい。 昼休み開始と同時に組み立て始めることにします。

組み立て

さて早速ですが組み立てに必要なものは以下!

  • ドライバー(電動ドライバーであればなおよし)
  • 組み立てできるスペース

電動ドライバーを推奨する理由は後述しますが、無いとネジ止めするのに結構苦労します。 DIY天板だと尚更なので、電動ドライバーはあるに越したことはないでしょう!

脚側のパーツは以下。

脚部パーツ
多分 鉄

ちゃんと説明書がついているのでしっかりと読みながら組み立てていきます。 重い金属パーツが多いので、何かクッションになるものを敷いて作業することをおすすめします! 落としたり倒したりしてフローリングが凹んだら気分も凹みますよね。私は床に脚部を落として凹みました。 脚部につける駆動部の向きなど若干紛らわしいですが、そんなに難しくもなく組み立て難易度は低いと言えるでしょう。

天板に使用する以外のネジは大抵六角ボルトなので、付属のレンチで締めて取り付けていきます。 ネジを締めるときの基本は最初は手回し、あとはL字レンチの短い方を持ってトルクを掛けていくことです。 ボルトを均等に四角に取り付けなきゃいけない場合は、ちゃんと対角の順でボルトを締めていきましょう。 (スネアドラムのボルトを時計回りに締めていって「チューニングが合わない!」とか言うと、他のバンドメンバーから村八分にされます)

最後にパーツを軽く叩き込んでトルクを程よく掛けて締めます。

そんなことを説明書通りに繰り返していくと、いつの間にか脚が組み上がっていると思います。 倒して床に穴を開けないようにする、以外のことは気にしなくて大丈夫です。私は無事に床に脚部を倒してノルマ達成です。 ただし「パーツ同士をはめ込んで固定!」みたいなことはできないことが多く、何とか力技で組むべき形を保ちつつネジを締めて固定する、という組み方をすることになります。 なので膂力に自信ニキ以外はサポートしてくれる人がいたほうが良いかも。私は呪力でなんとかしました。

組み立て中の脚部
値段の割にかなりしっかりしている印象

ここで気がついたのですが、気が逸ってハンドル部分を先に取り付けてしまっております。 順序的に前後していますが、組み立てに支障はないので続けていきます。

取説
「サポートプレーを両側の支柱に取り付けます」

さて次にこの天板と脚部の接続部分のパーツを取り付けていく訳ですが、 このパーツは一旦はある程度の固定(仮止め)で大丈夫です。 このプレートに開いているCのボルトを入れる穴が結構遊びがあるので、ここでギッチギチにトルクを掛けてしまうと天板を取り付ける際にしっかりと水平が取れない可能性があります。 ある程度の固定程度でとどめておきます。 これができたら、次は天板です。

天板
ご開帳

わー!

テンションが上ります。なかなかいい色です。 「メラミン化粧板(ポストフォーム加工)」と書いてあったので、完全削り出しの木材ではありません。 多分MDFを芯材としてメラミン化粧板を圧着させて作られていると思います。 MDFは大抵マツやスギのような安価な木材が使用されます。(たまにアカシアとかも使われているらしい) 木材をチップにしたものを繊維化させ、合成樹脂と混ぜ合わせて作られます。 合板との違いは、簡単に言えば材質となるものが砕かれている木か薄く削り取られている木か、という感じです。

この木目に見えるような模様はプリントされたものです。机以外にも基本的に家具やドアに使われていますね。 最近の印刷技術の発達には驚かされます。 ちなみに何度も言いますが天板だけでも10kg前後あるので、膂力に自信ニキでも投げたりしないでください。怪我します。

天板を裏返して脚部を乗せて作業する様子
天板を裏返して脚部を乗せて作業します

さて、天板の裏面には出荷段階で既に穴が開けられているので、組み立てた脚部を乗せてみてパーツのネジ穴と天板の穴の位置を合わせてみましょう。 穴の数と位置が問題なさそうなら指定されたタッピングネジを締め込んでいきます。これも対角です。

穴が開いていなければなんとかしましょう。2mmちょいのドリルビットがあれば問題ありません。 電動ドライバーならすぐ穴を開けられますが勢い余って天板を貫いてしまわないよう注意しましょう。 アタリをつけて穴を開けたら、タッピングネジをねじ込んでいきます。 ちなみに「穴を開ける機械がない!!」という方でも、人力でも良いならピンバイスがあれば可です。 ピンバイスがない場合は全集中 指の呼吸 壱ノ型 指で天板を穿つの出番です。

ちなみにヘリサートを用いずにタッピングネジを直接天板にねじ込むという固定方法なので、下穴を開けないと最悪の場合穴に沿って天板にひびが入る可能性があります。 MDFなので木目に沿って割れるということはないと思いますが、キレイに安全に組み立てたいのであれば下穴を開けるのをおすすめします。 あと先述したとおりヘリサートを使わないので一回取り付けたら外さないことを前提として慎重に作業したほうが良いかも。

電動ドライバーでネジを締める様子
ネジを締めるときは回す力より押す力

安い電動ドライバーだと本締めの際にトルクが足りないどころかネジを最後まで回すことも難しいと思うので、本締めは人体のパワーを信じて締めましょう。力こそパワー。

ちなみに天板と脚部の接続部分にはほんのりと柔らかいキクラゲのような、スライスしたブラックオリーブのような緩衝材のようなものが取り付けられているため、机をバンバン叩いてもある程度は衝撃を吸収してくれる仕組みになっているっぽいです。

天板を固定したら、気をつけて裏返します。

作業途中で本締めしてはいけないボルト
例のボルト

このボルトは仮止めで置いておいたので、ここでしっかりと締めます。 これが緩むと天板が前後に傾いて、なんともファンキーな感じになってしまいます。 写真ではボルトと台座パーツの間に何も噛ませずに締め込んでいる関係で台座のパーツが削れてしまっていますが、もしワッシャーか何かを常備しているのであればそれを挟んだほうが良いかも。 ワッシャーは主婦の味方なので常備しておいても良いかもですね。 締め終わったらあとは中央のシャフトを隠すプレートを取り付けて、基本形は完成です。

それであーしてこーして、こう!

机の組み立てが終わり、モニターなどが置いてある様子
完全理解

完成!

机のまわりのもの

机が広くなったことで物を動かす際のストレスがなくなりました! 机を掴んで揺らしてみてもかなりガッチリしているのでそれほど揺れません。 床との接地面はABS素材です。まあ〜フローリングであればどつき回したり引きずり回したりしない限りは問題ないでしょう! 机自体の重量が割とありクッションフロアだと凹む可能性があるためマット等を敷いたほうが良さそう。

そしてこの机は電動昇降ではないので机自体の配線が不要です。 ケーブルの類が少ないということは、片付けを大雑把にやってしまう人間としてはとても大きなメリットになります。

机の下のケーブルトレーの様子
机の下

配線は机の裏でまとめてしまいたいので、ケーブルトレーを買いました。 天板にビスを打ち込んで固定する方式もあるのですが、位置を変えたくなったときのためにクランプ式に逃げました。 トレー自体の奥行きが結構あるのでLGのモニターのクソデカACアダプタもトレー内に置くことができます。 でもできればもう少し浅いモノでも良かったかも。

電源タップは「大は小を兼ねる」ということで、エレコムの10個口のタップを採用しました。 といっても机の上に置く機材で電源が必要なものは現状モニターとMacBookだけですし、なんならモニターに給電してしまえばモニターからPCにはUSB Type-Cで接続するためPC側の電源確保は不要です。 9個も口が余っているので、ここには後ほどスマホ用の充電ケーブル等を増設しようかな〜という感じです。

モニターアームの机固定部分
モニターアームはクランプ式で固定されています

モニターアームは私の記憶が確かならば確かエルゴトロンのOEMでHPのシングルモニターアームです。 ニトリのコタツから移植してきました。 重量もあり結構作りがガッチリしているので、足の上に落とすと大変なことになります。(経験済み)

モニターの裏のケーブル
モニター裏

モニターから出ているUSBのType-CのケーブルをMacBookに差すことで給電と映像出力を兼ねており、ケーブルを減らすことに貢献しています。

モニター側のUSBポートはType-Cで接続しているPCのハブとして使用することができます。 一つはモニターに取り付けているXiaomiのモニターライトの電源に、 もう一つはRazerのヘッドセットの送信機を差して使っています。 HDMIのポートは黒いきしめんみたいなケーブルを介して私物のノートPCに接続されています。ケーブルを極力排除したので机を広く使えそうです。 もし有線ヘッドセットを使いたいと思い始めたら、机の下に延長配線を引いてクランプとかケーブルホルダーで留めて、机の端にジャックが来るように設置したりもできそう。 なんにせよ、極力座っているところから見えない位置に隠したいです。

昇降機能

昔、人類は空を自由に飛ぶ鳥を見て思いました。 「俺の机もあんなふうに上下に昇降できたらいいなあ」と。

果たして私が組み立てた机は、無事に天板の高さを変えることができるのでしょうか。 説明書を読むと、ハンドルを時計回りに回すと上昇、反時計回りに回すと下降とのこと。 さっそくやってみましょう。

昇降を司るハンドル部分
ハンドル

まずここですね。ハンドル。 実はもうちょっと高価な机を買うとここに机の高さをワンタッチで操作できるコントローラがついてくるんですが、 そこはコスパのFlexiSpot H1くん、みんな大好きハンドルがついています。 ここを回せば私の思うがままにこの机を動かすことができるっていう寸法です。たまりませんなあ。

さーてこのハンドルを…

ハンドルを引き出した様子




引き出す!!めちゃ硬い



ハンドルを決意を固めて握る様子




握る!!!!!!



ハンドルを高速で回すgif




ウオオオオ!!!!!!!!!!!!



お! おお!?!?

ちょっとずつ机の高さが上がってきている気がする!!!!

ハンドルを高速で回すgif

ウオオオオオオオオオアアアアアア!!!!!!!!!!!!

オレ、ツクエ、クウ

ツクエ クッテ ニンゲンノチカラ テニイレル

ハンドルを高速で回すgif

”ン”ン”ン”ン”ン”ン”ン”ン”ン”ン”ン”ン”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!!!!!!!!!!!!!!!111111111111111            

上昇させ終わった机の様子

パーフェクト Ruby on Rails 【増補改訂版】 (Perfect series) の著者、すがわらまさのり氏の笑顔

パーフェクト Ruby on Rails 【増補改訂版】 (Perfect series) の著者、すがわらまさのり氏も笑顔

ンパアア!やったぜ!!!!!!!!

大体40秒くらいで最低位置から最高位置まで上げることができました。kobadaiの心肺機能はもう限界です。 最高位置だと立ったときに若干高いので、反時計回りに回して低くなるよう調整していきます。

野球やる時ですらキャッチャーやらされるので座りすぎて人生に疲れていたのですが、 これはなかなかどうして、良い気分転換になります! そして机が昇降するギミックに感動すら覚えます! 机といえば今までは夏休み明けに机を漁ったら謎の進化を遂げた開封済みの菓子パンが出てくるギミックしか思い浮かびませんでしたが、これは私の机史に残るいいアイテムになりそうです!

といいつつずっと立っていると足が疲れてくるので数十分で座りに移行しましたが、 1日のうちに1回位立って仕事するぶんにはちょうど良さそうです。 脚は第二の心臓、適度に動かして新鮮な血液を全身に届けたいよな! ずっと立っていると疲れてきてライブハウスで興味ないバンドを見ているときのような体勢になりがちなので気をつけような…

ついでに

どこかで誰かが言ってました。

引き算を極めることは、物事を極めることだ____。

そ、そうなんや…?なんかかっこいい…!

ということで机の上を極力フリーにしたいと思い、MacBookをなんとか空中に置けないものか(?)と色々探していたところ、モニターアームの支柱に取り付けられるノートPCスタンドらしきものを見つけたので即注文。

サンコーのノートパソコン用4軸式アーム
サンコー|THANKO 〔モニターアームパーツ〕 ノートパソコン用4軸式アーム

径も問題なく、モニターアームの支柱にいい感じに取り付けることができました。 台の傾きはネジで固定ではなく組付けのテンションで保持しているようで、あまりに重いものを置くと傾きが保持されなさそうです。 とはいえアームと台自体はしっかりしていますし、新しいMacBookを置く分には何も問題ありませんでした。

さきほどよりスッキリした机の様子
スッキリした机の上

いい感じにスッキリしました!

そんでもって机の上に散らばりがちな身の回り品は近所のニトリでトロリ コンパクトを購入し、机の下に配置してそこに放り込むことで事なきを得ました。

机の下にトロリコンパクトが設置されている様子
トロリコンパクト

ちなみにこのトロリコンパクト、キッチンで調味料等をストックしておくのにも非常に便利な品となっているのでオススメです。

まとめ

表題にもある昇降デスクですが、しばらく使ってみての総評としてはとても満足しています。

昇降させなかったとしても机としてとてもしっかりしています。机がしっかりしていることは大事。 昇降させればもはや健康器具です。 気軽に昇降させることが出来るので立ったり座ったり出来るのは便利です。 気軽に・・・

気軽に・・・




ハンドルを高速で回すgif




天板のサイズで悩むと思いますが、部屋に入る大きさであればできるだけ大きい机を選んだほうが良いと思います!

テーブルの広さはPCのメモリで例えられることが多いですが、作業台が広いに越したことはありません。 電動昇降なら体勢をこまめに変えることも億劫にならないと思います。

スタンディング状態で仕事をすると、頭がシャキッとする気がします。 いつもと違う体勢なのでリフレッシュする感覚もあります。 立ちながらミーティングに参加すると「あれっkobadaiさんいつもと体勢違いますね、なにか悪いことでもしたんですか?」とイジりをもらうことができるので、その点もgoodです。

と良いことばかり書いてきましたが、実際は良いことばかりではありません。 私が使ってみてあまり良くないなと感じた部分は以下です。

  • 絵を描いたり文字を書いたりすることに向いていない
  • 過度な昇降とスタンディング状態は普通に疲れる

「絵を描いたりすることに向いていない」については、単純に立ち姿勢が絵や文字を書いたりする仕事には向いていないということです。 絵や文字を描くこと自体上半身にストレスが集中する作業ですので、更に下半身に立つことでのストレスを与えるのは良いことではなさそうです。 このような仕事の人は、前傾する椅子を買ったほうが良いかと思います。

「過度な昇降とスタンディング状態は普通に疲れる」は読んで字の如くです。 平日に立って仕事しすぎると休日に座ったり寝たりする割合が多くなる気がしています。 座り仕事の合間合間に立つのが一番いい塩梅かもしれません。 かのゴータマ・シッダールタも紆余曲折を経て「やっぱちょうどいいのがいいよね」という中道の思想に至ることができたといいます。 なのでやっぱり人間にはちょうどいいのがいいんでしょう。

ワンパターンになりがちなテレワーク環境において、昇降デスクは良いものであることには間違いないです。 だって机なのに立つも座るも自由なんですから。そりゃオススメです。 というわけで、少しでも気になっている人はGOGOしちゃいましょう!

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手動昇降デスクに興味がある人、手動昇降デスクに興味がない人、手動昇降デスクの昇降で筋トレをする人、電動昇降デスクで優雅に暮らす人、いろんな人がSmartHRで働いています。

少しでも興味を持っていただけたら、カジュアル面談でざっくばらんにお話ししましょう!

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