こんにちは。SmartHRでプロダクトエンジニア(PdE)をしているsoul ( @ex_SOUL ) です。
先日、第3回SmartHR LT大会が開催されましたのでイベントの内容を紹介します。
SmartHR LT大会について
DevRel主導のもと、有志のプロダクトエンジニアが集まって企画・運営している社内イベントです。
プロダクトエンジニアの中から11名の登壇者を集い5分間のLightning Talks(LT)を行います。
登壇者はプロダクトエンジニア(PdE)に限定していますが、当日は職種によらず社員であれば聴講可能です。
配信もしており、現地参加が難しい社員でもリモートで楽しめるようなイベントとなっています。
第3回で変えたこと・意識したこと
発表後に感想を話す人をあらかじめ決めておく
第2回の際に感想を話す方にマイクを渡す運用が大変だったこともあり、今回は感想を話す方をあらかじめ運営側で選ぶ方式を試してみました。
その運用もあってか、LTの合間もスムーズに進行することができていたと思います。
配信仕様を元に戻す
第2回は社内の動画配信チームに協力を仰ぎ、本格的な配信環境での配信でした。
評判はよかったのですが、ふりかえり時に運営メンバーからPdEではない社内専門チームに毎回協力してもらうのは流石に負担をかけすぎではないか、という意見もあり今回から再び自分たちで行える範囲での配信にしました。
第1回開催後のフィードバックであった課題もいくつか改善はできていたので、今後はスペシャルな回のみ専門チームにお願いするという方針です。
当日の様子
まずは参加者情報です。今回のLT大会への参加者以下の通りです。
- 現地参加者: 43名 (うち登壇者: 11名)
- オンライン参加者: 31名
- 懇親会参加者: 41名
オープニング
発表者はDevRelの inao さん。
登壇者一覧と運営メンバーの紹介、盛り上げ方の説明の後LT大会がスタートしました。
年末調整のアンケート画面の文言をmicroCMSで管理するようになって2年が経ったけど最近元気?ちゃんとごはん食べてるの?
発表者は diescake さん。
microCMSで文言を管理する運用をして見つかった課題と改善のお話です。
課題それぞれにたいして改善を行い、2年経った今も元気に運用中とのことでした。
詳細が気になる方は以下の記事をご覧ください。
家庭でも使える! マネジメントスキル
発表者はVP of Engineeringの morizumi さん。
数あるマネジメントスキルの中のひとつ、IメッセージとYouメッセージを家庭内でありそうな会話を例に紹介していました。
emojiで楽しいSlackライフ
発表者は goiso さん。
Slack emojiをたくさん作っている理由、emojiのメリットについて紹介していました。
SmartHRのSlackにはSmartHRのバリュー を表すemojiもあり、emojiはバリューを体現したコミュニケーションを促進するという説明は説得力がありました。
emojiを作成するうえで気をつけることをアクセシビリティ観点で説明されていました。
チャレンジする話
発表者は nomuson さん。
チャレンジ内容は「会場参加しているPdE全員の顔を見て名前(Slack name)を当てる」というものでした。
ほとんどの参加者の名前を見事に当てた(すごい!)後は、複数の書籍からの引用をもとに記憶に関するメカニズムや包括的理解について紹介していました
シグナルについて
発表者は kekke さん。
シグナルという普段の開発ではなかなか見かけない言葉を「Ctrl+C」を例にさまざまなシグナルについて紹介していました。
シグナルの紹介に続き、普段の開発の中で発生しうる操作をシグナルと絡めたクイズコーナーも設けてありました。
自己紹介しに来ました
発表者は theo さん。
社内LT大会での自己紹介だけあって詳細はご紹介できないのですが、theo さんのことがよく分かる発表でした。
普段使っているツールを紹介するコーナーもあり参考になりました。
犬と送るエンジニアライフ
発表者は murano さん。
犬との暮らしのたくさんのメリットとほんのちょっとのデメリットの紹介があり、犬との生活は最高であり仕事も捗ることがよく分かる発表でした。
もう HonoX でいいじゃん(願望)
発表者は yamo さん。
HonoXという高速なメタフレームワークを紹介していました。 HonoXの紹介後、この領域についての技術選定の難しさについても説明されていました。
SmartHRにおけるfeatureフラグの仕組みを改善してみたよ
発表者は eminem さん。
SmartHRの開発の中でのfeature フラグの役割と現状の課題について紹介していました。
その課題にたいしてのちょっとした改善と今後の展望についても説明されていました。
みんなで改善してよいプロダクトを作っていきましょう!
Railsアップデート会のこれまでとこれから
発表者は yono さん。
Railsアップデート会というサイドプロジェクトの体制とRailsアップデートをどうやって進めているのかを紹介していました。
現状の形がベストではなく、課題とやっていきについても説明されていました。
ショートカットと端末
発表者は tommy さん。
macOSにおける色々なショートカットの紹介をされていました。
シグナルについても言及があり kekke さんのLTと予期せぬコラボもあり会場が盛り上がりました。
tommy さんの発表資料はSpeaker Deckにも上がっています。興味がある方はぜひご覧ください。
ショートカットと端末 / shortcut & terminal - Speaker Deck
最後に集合写真を撮ってLT大会は終了!
すべてのLTが終了したあとは会場参加者が集まって写真を撮りました。お疲れ様でした!
懇親会
LT大会が終わったら懇親会です。今回の料理のメインはサンドイッチでした。
懇親会ではLTの内容や仕事に関する話、仕事以外の様々な話題で盛り上がりました。その様子を写真で紹介します。
今後について
すでに第4回の期日も決まり登壇者も決まってきました。第4回についても開催レポートがありますのでご期待ください。
実施後のふりかえりやアンケート結果をもとに改善し、よりよい大会にしていく予定です。
第1回と第2回の開催レポートもありますので、ぜひご覧ください。
We Are Hiring!
SmartHR では一緒に SmartHR を作りあげていく仲間を募集中です!
本記事で紹介した SmartHR LT大会のように、チームの垣根を越えてプロダクトエンジニア同士交流する場も豊富で、横のつながりにも力を入れています!
少しでも興味を持っていただけたら、カジュアル面談でざっくばらんにお話ししましょう!
撮影: sako, soul, pndcat