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Rails Girls Tokyo 16th にコーチ/スポンサーとして参加しました!

はじめに

Hello, World! SmartHRのプロダクトエンジニアのりさきゃんです。 2023年3月2日土曜日、Rails Girls Tokyo 16thに参加してきました。Rails Girlsは、女性がプログラミングを学び、技術コミュニティに参加するための一歩となるようなワークショップです。世界各地で行われており、東京では16回目の開催です。

参加者

今回のワークショップには、コーチと呼ばれる先生役として参加した私を含め約50名が参加しました。コーチと生徒役のガールがペアを組み、プログラミングを学んでいきます。

ワークショップの内容

ワークショップでは、ウェブサイト、HTML、CSS、Ruby on Rails の基礎を学び、簡単なWebアプリケーションを作りました。Rails Girlsの当日に使うチュートリアルはRails Girls公式サイトで公開されているので、誰でも挑戦することができます。

Procチームの集合写真。7人の男女。前列の3名の女性は作ったアプリをラップトップで表示してこちらに見せている。やったー
今回のチーム名はRubyのクラスの名前です。私達は馴染があるけど、ガールの方には初めての概念!

Integerチームの集合写真8名の男女。前列の4名の女性が作ったアプリをラップトップで表示してこちらに見せている。楽しそう!
写真撮影を盛り上げるプロップスも用意されています。デプロイの感動もひとしお。

Hashチームの集合写真。8名の男女。前列の4名の女性が作ったアプリをラップトップで表示してこちらに見せている。素敵なサイトが完成しました!
みなさんとっても意欲的で、チュートリアルを超えた内容も一緒に考えながら実装しました。

コーチとして

私は、参加者がRailsやウェブの仕組みを理解し、アプリケーションを作れるようにサポートしました。たくさん質問してくれたので、やる気がでました!改めて私の大好きなインターネットの仕組みを伝えられてとても満足です。

スポンサーとして簡単なLTもしました。

参加者の声

社内から私を除く4名の方が参加しました!特にガールは倍率が高く、参加できることを知って大喜びで報告してくださったメンバーもいました😊

コーチとして参加した16bit_idolさん

感想

今回もとても楽しく、そして自分のモチベーションも上がる素晴らしい幸せな2日間になりました!

私は最初、アパレル系のお仕事をしていました。その後、この職業に就いたので途中でジョブチェンジをしようとする人の気持ちがわかる方だと自負しています。知らない世界に一人で飛び込むのはとても勇気とパワーがいる事だと思うので、それを少しでも応援して後押しできればと思いながら、いつもコーチをしています。また自分ができるRubyコミュニティへの恩返しとも思っています!

1日目のインストールデイ、2日目のアプリケーション構築の2日間でしたが、本当にあっという間の2日間でした。

上手にRuby、 Railsがインストールできるか心配していましたが、特に大きなトラブルもなく無事にインストールすることができ、アプリケーションの構築からデプロイまでバッチリできました!お馴染みガイドに沿ってアプリケーションの構築をしましたが、ガイドもかなり更新されていてわかりやすくなっていました!日々更新してくれている方達に感謝です。

今回はコロナ前のように最後に懇親会もあったのでガールズやコーチの人たちとお話しし、XやLINEで連絡先を交換したりしました。社会人になってから友達が増えることってなかなか無いので、「共通のスキ」を持った友達ができるのは、とてもテンションがあがります!!

今回特に印象が深かったのが、私が担当させていただいたガールズの方の参加動機でした。

本屋さんでたまたま手に取り購入した本のあとがきにRailsGirlsの事が書かれていて興味をもち、検索したところ東京で開催されるのを知り応募したというお話でした。しかも、その本の共著者が、Rails Girls Japanのメンバーである江森さんだったという事に凄まじい運命を感じずにはいられません!めちゃくちゃ感動してしまいました。

何度コーチをしても、参加する度に新しい気づきや楽しみが見つかるので本当に楽しいし勉強にもなるし、これからもRuby、 Railsをやるぞ〜!という自分のモチベーションも上がります。また機会があれば絶対コーチをして、楽しい時間を過ごしたいなと思っています☺️

そして、そんな素敵な会をオーガナイズしていただいた、まいむさん, えんじぇるさん本当にありがとうございました!!

ガールとして参加した8chariさん

感想

マンツーマンでコーチがどんな疑問も受け止めて導いてくれる贅沢すぎる時間でした!何となくわかった気になっていた曖昧なことや、1人では理解が難しかった部分がするすると解消していき、最後のRailsアプリ完成まで楽しみながら進めることができました。

アプリを作成するときに参照したRails Girls ガイドがわかりやすかったことも印象に残っています。このガイドも運営のみなさんがブラッシュアップを続けて今の充実した内容になったと伺いました。学び続けるためのコンテンツも準備されているので、今後も参照していきたいと思います!

ランチタイムやワークショップ後に行われたLTも、参加者のモチベーションを引き上げてくれる素敵な内容ばかりでした。参加前と参加後でプログラミングとの距離がぐっと縮まるので、「何もわからない私が参加していいんだろうか…」と不安に思っている方こそ、ぜひ参加してほしいです!

ガールとして参加したyukkoさん

感想

ビジネスサイドの人間として、いつも心から良いものだと思って提案をしているSmartHR。そんな日々とても身近な存在であるSmartHRがどんな風に作られているのか、知らずにいるのはもったいない〜と思い、Rails Girls Tokyoに参加しました!

コーチのrisacanがとても親身に、そして自分自身とても楽しそうに教えてくれて、「あ、プログラミングってなんか楽しいんだ〜!」という気持ちでノリノリでウェブアプリを構築。今までウェブアプリやネットの仕組みについて無知すぎてなんか魔法みたいに思っていたけど、「良い意味で魔法じゃないんだ…!」と発見がありました。SmartHRがどういう風にできているのか知るためのスタートラインにたてた!

また、プログラミングを仕事としてだけでなく、日々の暮らしが少し便利 or 楽しくなるように趣味として取り組んでいる人もいて。今の(プログラミング以外の)仕事が楽しい、エンジニアにキャリアチェンジしたいというわけではない人にとっても、プログラミングは意外と身近なものだと感じることができました。

ガールズもコーチも運営の皆様もとても楽しそうで、すごく良い空間だった!わたしのようにプログラミング未経験の人も、ぜひ参加してほしいです!

ガールとして参加したwakanyanさん

感想

普段はカスタマーサクセスとして人事労務を担当されている方々へのサポートを行っていますが、2年越しの願いが叶いこの度Rails Girls Tokyoに参加しました!

きっかけの1つは、人事労務の業務に関する解像度はユーザー様の方が高くて然りかもしれませんが、インターネットやシステムについては私たちの方こそ詳しく、プロであるべきなのではないか、と思うようになっていたことです。

このあたりの理解度アップに繋がるものは毛嫌いせずとにかくなんでもやってみよう!ということで、昨年抽選で外れてしまったRails Girls Tokyoに今年も申し込みました!(参加連絡が届いた時は本当に嬉しかった〜!)

これまでに開発経験はもちろんないですし、「昔HTMLちょっと触ってたことあって〜」的な経験もないです。本当に更地の状態で挑みました。

書いたコードによってレイアウトが変わる、文字の色が変わる、些細なことかもしれませんが新鮮に感動しました。

一方で、的確な指示を出せば動くことの裏返しで、指示がないものは動きようがないので、「あ、そうか、ここまで指定しないといけないのか」と気づくことも度々ありました。

普段SmartHRで一緒に働いているエンジニアの方々は私からすると天井人のような存在ですが、そんな方々にも初めてコードを書いた日があり、書いた内容がちゃんと反映されて動いたことに感動して、それが原体験となって今に至るのかな〜などと妄想したりしました。

もしそうなのであれば、CSは普段ユーザー様からの機能要望をフロントで受け取り開発の皆様に伝える役割も持っていますが、機能要望の伝え方1つとっても心持ちが変わります。

Rails Girls Tokyoは入り口だったと思いますが、この入り口にちょっと触れただけでも裸眼とメガネぐらい世界の見え方が変わりました(大袈裟)。

素晴らしい場を用意してくださっている運営の皆様や、全くの初心者相手にもフラットかつ真摯に向き合って教えてくださったコーチの方に改めて感謝しています。本当にありがとうございます。

次にこの素敵体験を味わうのは今このブログを読んでいるあなたかもしれません!ぜひ!!!!!

今後の展望

SmartHRで働く一人の女性エンジニアとして、今後もRails Girlsでのコーチや協賛への後押しをしていきたいと思います。

おわりに

SmartHRでは一緒に働くメンバーを募集中です。詳しくは採用サイトをご確認ください! もしなにか聞きたいことがあれば、遠慮なく私たちを呼んでくださいね!

株式会社SmartHR 採用サイト

参考