SmartHR Tech Blog

SmartHR 開発者ブログ

AI

AIとプロセス改善で実現した高速開発の裏側 —— 3か月で50件のSaaSと連携

こんにちは、プロダクトエンジニアのa2cとhiisukeとyonetaniです。 今回は、私たちが所属している情シス開発部のID管理機能の紹介や取り組みについて紹介します。 ID管理機能とは? SmartHRは、従業員の入退社や異動、所属・役職などの人事データを常に最新…

「LLM搭載プロダクトの品質保証の模索と学び」の発表まとめと補足

こんにちは!レバレッジ推進ユニットでQAエンジニアをやっているark265です。今回はQA Test Talk Vol.5で同じユニットのgonkmが発表した「LLM搭載プロダクトの品質保証の模索と学び」の発表内容のまとめと内容の補足を書いていこうと思います。 発表資料 レ…

rspec-openapi × Orval で API クライアント生成を自動化 —— AI Agent で移行する

スキル・学習管理チームでプロダクトエンジニアをしている yamaguchi です。 本記事では、自前実装していたAPIクライアント(SWR + カスタムfetcher)を、rspec-openapiとOrvalを組み合わせて自動生成されたAPIクライアントに移行した取り組みについて紹介し…

実践! AIネイティブ開発 —— 社内AIコンテスト優勝チームの活用術

こんにちは、今年も暑いですね!暑すぎて、私は毎週高地に避暑してしまっていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか? 私が住む福島県には会津磐梯山を中心に猪苗代湖と裏磐梯という避暑地がありまして、自宅から1時間ほどで到着できる距離にあるため、…

探索的テスト補助用テストケースの自動生成 ー 使用したLLMプロンプトもご紹介

AI QA

探索的テスト補助用テストケースの自動生成 ー 使用したLLMプロンプトもご紹介 勤怠管理機能チームでQAエンジニアをしているringoです。 勤怠管理機能の開発では、1つの大きな単位での機能を複数のProduct Backlog Item(以下、PBI)に分割し、リリース前に「…

AI活用コンテスト「A-1グランプリ」開催レポート —— 全チーム参加で生産性向上を加速!

こんにちは! SmartHRでアジャイルコーチしたり、筋トレしたりしてるkouryouです。 この記事は、SmartHR初のAI活用コンテスト「A-1グランプリ」の開催レポートです。 開発組織全体の生産性向上を目指し、各チームのAI活用事例を共有・表彰する取り組みとして…

実践Cursorプロジェクトルール —— Rails向けテンプレートを大公開!

AI

私が飼っているキャバリアがプログラミングを手伝っているイメージ こんにちは!新規事業開発チームでプロダクトエンジニアをしているmuranoです。 新規事業開発チームでは、AIを活用した開発効率向上に積極的に取り組んでいます。特に実装フェーズではCurso…

「生成AIを用いて開発プロセスを最適化させた事例のLT会!D-Plus Osaka #4」に「新しいチームにジョインした私が思う生成 AI を使って良かったこと・悪かったこと」というテーマで登壇しました!

タレントマネジメント開発 2 部に所属している yamaguchi です。 2025 年 7 月 23 日に D-Plus Osaka さんが開催した「生成 AI を用いて開発プロセスを最適化させた事例の LT 会!D-Plus Osaka #4」に 「新しいチームにジョインした私が思う生成 AI を使って…

LLMの精度ってどう測るの?評価指標を調べてみた

AI

こんにちは。AIアシスタントチームでプロダクトエンジニアをしているmizunaoです。 SmartHRでは先日、人事・労務に関する問い合わせにAIが回答するAIアシスタント機能をリリースしました。 この機能では裏側でLLM(大規模言語モデル)を利用していますが、開…

2人目のMLエンジニアとして入社しました

AI

6月より、SmartHRにMLエンジニアとして入社しましたyamashiroといいます。 入社してから早くも1ヶ月が経とうとしています。日ごとに暑さが増してきましたが、フルリモートという勤務形態のおかげで、快適な環境で業務に集中できています。 4月に入社した井上…

データエンジニアのわたしがSmartHRのAIチームに入った理由

AI

こんにちは!SmartHRのAIチームにデータエンジニアとして6月に入社したhanaoriです。 「どうしてAIチームにデータエンジニアとして入ろうと思ったのか」「そもそもデータエンジニアってなんやねん」と思われる方もいらっしゃると思います。わたしの簡単な経…

生成AI×社会課題ハッカソンに協賛しました!

こんにちは。AIインテグレーションユニットの yamashiro と hanaori です。 この記事では、2025年4月22日から始まった「生成AI×社会課題ハッカソン」と、その集大成である2025年6月21日に開催された「生成AI×社会課題 Tech Conference」の模様をお届けします…

SmartHR AI 活用 LT 大会レポート

こんにちは!SmartHRでエンジニアリングマネージャーをしている yoshinarl です。 今回は 2025年4月25日に開催したSmartHR AI 活用 LT 大会の模様をお届けします。 「AI 活用 LT 大会」とあるとおり、今回はテーマを「AI」に絞っています。絞ってはいるもの…

第39回 人工知能学会全国大会の協賛およびビアバッシュを開催しました!

SmartHRは2025年5月27日〜30日までグランキューブ大阪にて開催された第39回 人工知能学会全国大会(JSAI2025)にゴールドスポンサーとして協賛しました。 SmartHRからはAIインテグレーションユニットのメンバーをはじめとしたAIへの関心が高いメンバーが参加し…

AIを使ってHackDay!

こんにちは。課金基盤チームのyurikoです。 今回は私達のチームで行ったAI活用HackDayについて紹介したいと思います。 HackDayとは? HackDayとはスプリントタスクを離れ、各自がプロダクトに対して自由に改善や改修を行っていく取り組みです。 定期的に開催…

SmartHRのPMにおけるAI活用事例——Cursor、NotebookLMなど

PM AI

はじめに こんにちは。SmartHRで勤怠管理プロダクトのPM(プロダクトマネージャー)を務めている@hiroki_mです。 私が扱う領域は勤怠管理という領域ですが、プロダクト開発の現場では、CursorやDevin、ClineなどのAI開発支援ツールを積極的に活用しています…

エンジニア向けCursor勉強会のハンズオン資料公開! —— Rules、Doc、MCP、音声入力との連携も

こんにちは!タレントマネジメントプロダクト開発本部の horiyu です。 SmartHRでは、Cursor、Visual Studio CodeのAgent Mode、Clineなど様々なAI開発支援ツールの活用に積極的に取り組んでいます。 本記事では、社内で開催したCursor勉強会の内容を紹介し…

「組織」と「AI」の品質課題に挑む —— レバレッジ推進ユニットの現在地

QA AI

「組織」と「AI」の品質課題に挑む ── レバレッジ推進ユニットの現在地 こんにちは!QAエンジニアのgonkmです。 前回の記事(レバレッジ推進ユニットが目指す「全社を巻き込んだ品質課題の解決」)では、私たち品質保証部直下のoverallユニットが「レバレッ…

SmartHRで一人目のMLエンジニアになった理由

AI

初めまして!4月に入社したML(機械学習)エンジニアの井上耕太朗です。 MLとは何だ?メーリングリストか!いかがわしい職業ではないのか!?という方もご安心ください。この記事では、SmartHRで一人目のMLエンジニアとして入社した私が、SmartHRでのMLエンジ…

AIコードエディタCursor大活用! ── Cursor Rules、MCP、エラー調査

AI

こんにちは!タレントマネジメントプロダクト開発本部の horiyu です。 SmartHRではChat GPT Plus/Proの利用やGemini・NotebookLMの活用などさまざまなAIの取り組みを行っています。 本記事では、開発チームが使用するエディタを Visual Studio Code(VS Cod…

【開催レポート】ジェフ・サザーランド博士が語る、AI時代のアジャイル組織の作り方

SmartHRでは現在、AIによるプロダクト開発の変革を推進しつつ、組織全体の適応力を高めることを重要なミッションとしています。 その取り組みの一環として、アジャイル開発の第一人者であるサザーランド博士を招き、ウェビナーを開催しました。

言語処理学会第31回年次大会(NLP2025)に協賛しました

Head of AI の ryopenguin です。 SmartHR は、2025年3月10日〜3月13日に長崎県・出島メッセ長崎で開催された「言語処理学会第31回年次大会(NLP2025)」に、シルバースポンサーとして協賛しました。 会社からは私とエンジニアリングマネージャーの yoshinar…

使われる社内AIツールへ ── 利用者数10倍を実現した「オペレーション導線 × AI」の工夫

AI

こんにちは!事業推進本部BizAIユニットのnakamu(@nakamu033)です。 普段はビジネスサイドをメインターゲットとして、社内向けのAIツールの開発や一般的なAIツールの利用促進を担当しています。 今回は、AIツールに少し工夫を加えることで「使われるAI」へ…

エンジニアの相棒Cursorで爆速開発!

AI

こんにちは!労務プロダクト開発本部/労務コア開発1部に所属する、16bit_idolと申します。 最近は、お問い合わせ対応負荷軽減の取り組みに全力を出している者です。 お問い合わせ対応の事を、社内ではDesk(デスク)と呼んでいます。 昨年のWomen Developers…

「AI履歴書読み取り機能」開発の舞台裏 ── ぜんぶ見せます!

AI

こんにちは、AIインテグレーションユニットの木村です。 この記事では、AIインテグレーションユニットで行ってきた「AI履歴書読み取り機能」開発の舞台裏を、検証プロセスや得られた知見を中心に紹介します。 目次 目次 「AI履歴書読み取り機能」の開発理由 …

AI企業になる第一歩として学会協賛を始めました

こんにちは!SmartHR でシニアエンジニアリングマネージャーをやっている yoshinarl です。 SmartHR ではすでに「従業員サーベイの回答要約機能」や「AI履歴書読み取り機能」のようにAIを活用した機能を提供しています。 また、SmartHR では MLエンジニアや …

AI/機械学習によるカスタマーサポートの回答予測 ── 試行錯誤の歴史

AI

こんにちは!SmartHRのカスタマーサポートで技術導入を推進している kano です。 私の所属している技術推進ユニットでは、カスタマーサポートの効率化や品質向上を目指して、様々な取り組みをしています。 カスタマーサポートは、AI/機械学習との親和性がと…

Prompt flowの良いところ、難しいところ ── 使ってみてわかった!

AI

こんにちは!SmartHRでAIプロダクト開発をしている@nukosukeです。 近年、様々な企業でLLMを使ったアプリケーション開発を模索しています。 SmartHRもその1つで、AIプロダクト開発チームではLLMを使ったプロダクトを模索しています。 LLM関連のツールは枚挙…

PythonでAzure AI Searchのインデックスを構築する方法

AI

PythonでAzure AI Searchのインデックスを構築する方法SmartHRでAIプロダクトの開発をしているmizunaoです!現在SmartHRでは、LLM(Large Language Model)を活用したプロダクト開発に取り組んでいます。この記事では、その一環として取り組んだ「PythonでAz…

UXライターがAIを使ってプロダクトを改善する

こんにちは!UXライティング部のhebikoです。 わたしはUXライターとして、SmartHRのプロダクト内のUI文言やヘルプセンターのコンテンツ作成に関わっています。この記事では、非エンジニアであるUXライターがGitHub Copilotを使ってプロダクトを改善する様子…