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脱・東京一極集中とまで行かずとも、来年はもっと日本各地でミートアップできたらいいなという話

このエントリは、SmartHR Advent Calendar 2024 シリーズ2の5日目の記事です。

こんにちは!SmartHRのnansekiです。
先ほど松江から東京に帰ってきて、急いでこの記事を仕上げています。早速余談ですが、松江では「Ruby bizグランプリ2024」の表彰式に参加してきまして、SmartHRは「特別賞」を受賞しました! 素敵な企業・サービスがエントリーする中で特別賞をいただけたことを誇らしく思います。いただいた賞金を有意義に使いたいところです。

本題に戻りまして、この記事では「2025年は日本各地でももっとミートアップをやっていきたい」という話をします。フルリモートで働くエンジニアやDevRel、採用広報の方にご覧いただき、参加したい!コラボできるよ!どっちでもないけど応援してるよ!と思っていただけると嬉しいです。

*記事内で「東京以外」という言葉を何度が使っていますが、東京もしくは東京以外を際立たせる意図はありません。


2024年に東京以外でやったこと

ざっくりした見出しをつけてしまいましたが、2024年に東京以外で具体的に行ったことは各種スポンサー活動と、フルリモートミートアップの開催です。この記事では主に後者に触れます。

SmartHRは今年「フルリモエンジニア Meetup in 〇〇 〜フルリモートで働いてる人・働きたい人、全員集合〜」というタイトルのミートアップを2回開催しました。1回目は大阪2回目は福岡での開催でした。

  • SmartHRのプロダクト開発職がフルリモートで働けることは意外と知られていないのでは
  • フルリモートで働いているのに、ミートアップは東京開催だけってどうなんだろう
  • 勉強会は配信参加もいいけど、交流に関しては、リアルの情報量に勝るものはないのでは
  • 社員が増えて、東京以外でもミートアップを運営できる体制ができてきたかも
    • 東京、神奈川、福岡、埼玉、京都、北海道、岩手、愛知、沖縄、長野、他にも各地に社員がいます

そんな考えで開催に至ったフルリモミートアップですが、やってみて以下のような良いことがありました。

1. 同じエリアに住む開発者同士の交流が生まれた
それはそうなのですが、きっかけはなんぼあってもいいですからね。後日カンファレンスなどで再会した時に「先日はどうも〜」みたいな会話が生まれるのもよかった。

2. LTデビューの機会にしていただけた
偶然かもしれませんが「人生初LTです!」という方が2回ともいらっしゃいました。デビューの機会にしていただけて光栄でした!何かアウトプットが増えるきっかけになっていたらさらに嬉しいです。

3. 社員同士の「はじめまして」が生まれた
フルリモートゆえ、Slack上やオンライン会議では面識があってもリアルでは会ったことがないケースもよくあります。リアルで会わなくても仕事はできますが、リアルだから話せること・リアルなら聞ける今更な話もありますよね(私はあります)。

……と、コミュニケーションに重きを置いた話をしましたが、私自身は「採用広報」の肩書で働いており、SmartHRで働くことにもいつか興味を持っていただけたら嬉しい気持ちはあります。でもそれも、きっかけとなるコミュニケーションがないと何も始まりません。また私自身もコミュニティのお世話になっている自覚があり、開発者同士がつながり、知見の交換やモチベーションの向上につながる機会に微力でも関われたらと思っています。

そんなこんなで来年も、進化させながらやっていきたい。

そこでここから「コラボしようぜ」な話をします。
各地でミートアップを開催するにあたり、SmartHRができることとできないことがあります。それを書きます。

SmartHRができること

運営リードと、4拠点での会場提供ができます。

運営に関しては、2回の経験を経て「フルリモミートアップ開催 虎の巻🗾🐯」というドキュメントがだいたい完成しました。SmartHR流ですし、改善点もまだまだありますが、一通りは抜け漏れなく運営できる状態だと思います。

4拠点は、SmartHRのオフィスがある東京・名古屋・大阪・福岡です。広島にもオフィスがありますが、ミートアップ開催にはまだ早い状態です。それぞれの特徴を簡単に書いてみます。
なお、貸出しは現在行っていません。共催などの方法でご相談させてください。

東京本社

  • 人数:着席約100名、立食約130名
  • 設備:スクリーン3面(正面2面、横1面)、長机約30台、椅子約197脚、マイク数本、演台、冷蔵庫
  • 備考:最近は予約が埋まりがちなので、早めに日程を相談できると嬉しいです。

SmartHR Spaceのイメージ写真

東海支社・関西支社・九州支社

左から、東海支社・関西支社・九州支社

SmartHRができないこと

シンプルだったので箇条書きにします。力尽きたわけではありません!

  • 上記以外の都道府県には拠点を持っておらず、場所の提供はできません
  • 費用の全額負担はできかねます。割り勘でご相談させてください
  • 都道府県によってはまだSmartHR社員がおらず、ご一緒できない可能性があります *1

We are looking for collaborators!

ここまでお読みいただきありがとうございます!
東京でも、東京以外でも、場所を問わずご一緒できると嬉しいです。

正直、イベントの費用対効果に対する明確なアンサーはまだ出せていません。
それでも、入社した方から「RubyKaigiでSmartHRが印象に残っていて、転職するときには受けようと思っていた」といった言葉をいただくことも少しずつ増え、「思い出していただけた」という事実に言葉にできないパワーをもらうなどしています。

来年も技術とコミュニティを愛して、それが巡り巡って事業のためになると信じて、楽しく力強くやっていきたいと思います。(説明責任もがんばります)

We are looking for collaborators! & We are hiring!
ということで、来年もよろしくお願いします!

hello-world.smarthr.co.jp

*1:「社員は絶対にミートアップ運営に関わらなければならないのか」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません