SmartHR Tech Blog

SmartHR 開発者ブログ

2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

RubyKaigi 2025初参加レポート —— 技術とコミュニティの熱量に触れて

こんにちは!権限基盤ユニット所属の kure です。 4/16 ~ 4/18 に愛媛県松山市で行われた RubyKaigi 2025 に参加してきました。 RubyKaigi に興味はあったものの、これまで参加の機会がなく、今回が初めての参加になりました。実際にどんな雰囲気なのか、セ…

エンジニア向けCursor勉強会のハンズオン資料公開! —— Rules、Doc、MCP、音声入力との連携も

AI

こんにちは!タレントマネジメントプロダクト開発本部の horiyu です。 SmartHRでは、Cursor、Visual Studio CodeのAgent Mode、Clineなど様々なAI開発支援ツールの活用に積極的に取り組んでいます。 本記事では、社内で開催したCursor勉強会の内容を紹介し…

“もうやることがない会社”なんて誤解です──SmartHRのPMが語る、いまこそ入社すべき理由

PM

武政と佐藤 SmartHRのプロダクトマネジメント統括本部(以下、PMグループ)は、2025年4月時点でメンバー数が36名にまで拡大しました。これだけ多くのPMがいると、「すでに成熟しきった組織なのでは?」「もうやることは出尽くしているのでは?」──そんな声を…

「組織」と「AI」の品質課題に挑む —— レバレッジ推進ユニットの現在地

QA AI

「組織」と「AI」の品質課題に挑む ── レバレッジ推進ユニットの現在地 こんにちは!QAエンジニアのgonkmです。 前回の記事(レバレッジ推進ユニットが目指す「全社を巻き込んだ品質課題の解決」)では、私たち品質保証部直下のoverallユニットが「レバレッ…

仮説を立て、ユーザーを巻き込んで検証し、価値を届ける —— メッセージ機能PM gackeyさんにインタビュー

SmartHRは、新しくメッセージ機能をリリースしました! そこで今回は、メッセージ機能の担当プロダクトマネージャー(以下、PM)のgackeyさんに、開発の裏側を伺ってきました。gackeyさんの仮説を立てて、検証し、ストーリーを組み立て、周囲を巻き込んでい…

SmartHRで一人目のMLエンジニアになった理由

AI

初めまして!4月に入社したML(機械学習)エンジニアの井上耕太朗です。 MLとは何だ?メーリングリストか!いかがわしい職業ではないのか!?という方もご安心ください。この記事では、SmartHRで一人目のMLエンジニアとして入社した私が、SmartHRでのMLエンジ…

G.I.G. プログラムに参加しました

エンジニアのりさきゃんです。昨年、Google Cloud Japan 主催の G.I.G. プログラムに参加しました。 今回はその内容や受講時のTIPSをお伝えします。 対象読者 G.I.G. プログラム参加への参加をひかえているかた G.I.G. プログラムへ参加したいかた G.I.G.プ…

Solid三兄弟の導入と、フルソリッドな世界

こんにちは、RubyKaigiめっちゃ楽しんでいるエンジニアkinoppydです。これを書いている今日は二日目ですね。ハロー。 おなじみの Schedule.select の今年の大きなトピックは以下の5つです。 デザインの刷新 PostgreSQLからSQLite3への移行 Solid三兄弟の導入…

スケールアップ企業SmartHRの品質保証部でまず整えた「3つの土台」と次にむけて(25/04版)

スケールアップ企業SmartHR 品質保証部でまず整えた「3つの土台」と次にむけて(25/04版) こんにちは、品質保証部Managerのtarappoです。 品質保証部が昨年9月からおこなっている短期集中連載記事(24/09-25/04)は本記事の第12弾をもって最後となります。 …

RubyKaigi 2025 Day1 参加記 ──オートマトン学習によるRubyパーサーの検証

こんにちは!タレントマネジメントプロダクト開発本部の horiyu です。 SmartHRはRubyKaigi 2025に「Scheduler and Drinkup Sponsor」として協賛しています。「松山で会い鯛!」をテーマに、事前勉強会やDrinkup、スケジュールアプリの提供など様々な企画で…

自分流・ファシリテーション7ヶ条

2024年11月に入社しました、プロダクトエンジニアの kaito0046です。 突然ですが、あなたは日頃ファシリテーターを務める機会はどのくらいありますか? 私の所属する採用管理機能開発チームでは、毎朝行うデイリースクラムに加えて毎日何かしらのミーティン…

鯛しか勝たん! 第1回「利きちゅうちゅうゼリー大会」を開催しました! #rubykaigi

こんにちは!SmartHRのnansekiです。 この度、松山で開催されるRubyKaigi 2025に向けて、SmartHRで「第1回 利きちゅうちゅうゼリー鯛会」を開催しました!本日は、その模様をお届けします。 昨年は沖縄で開催されたRubyKaigi 2024に向けて「第1回 利きブルー…

SmartHRのSREが目指す姿 —— インフラ課題を先回りして解決できる開発組織へ

SRE

こんにちは、エンジニア組織でマネージャーをしており、SRE組織のマネジメントも行なっている @sugamasao(id:seiunsky) です。本日はSmartHRでSRE組織を立ち上げましたというお知らせをお伝えします。 2024年に、SRE組織を立ち上げました このブログを執筆し…

RubyKaigi公式スケジュールアプリ「Schedule.select」を使って、RubyKaigiを楽しもう!

こんにちは、SmartHRプレゼンツRubyKaigi公式スケジュールアプリ「Schedule.select」の開発者kinoppyd`です。 すでにいくつかのSchedule.selectに関する技術的な記事を書いていますが、今回はそれらとは別にスケジュールアプリそのもののご紹介です! 今年の…

SmartHRはRubyKaigi 2025に「Scheduler and Drinkup Sponsor」として協賛します! 松山で会い鯛!

こんにちは、広報のnansekiです。RubyKaigi 2025には、Helperとして参加させていただきます。この記事では、SmartHRがRubyKaigi 2025にどのように参加するかを紹介します。 SmartHRは、RubyKaigi 2025に「Scheduler and Drinkup Sponsor」として協賛します!…

誕生。「SmartHRの増えてくアクキー」 —— お披露目は、RubyKaigi 2025

こんにちは! 本日は、SmartHRの新しいノベルティを紹介させてください。 目次 目次 SmartHRの新しいノベルティができました! 「SmartHRの増えてくアクキー」をゲットする方法 in RubyKaigi 2025 RubyKaigi 2025限定アクキーは全4種! SmartHRの増えてくア…

アクセシビリティを考慮した階層構造のフォームUIをどう実現したか

こんにちは、SmartHR プロダクトエンジニアの ceris と gaha です。 複雑な UI コンポーネントの実装において、アクセシビリティの確保は難しい課題の1つです。 この記事では、smarthr-ui で提供している階層構造のフォーム UI コンポーネントについて、アク…

AIコードエディタCursor大活用! ── Cursor Rules、MCP、エラー調査

AI

こんにちは!タレントマネジメントプロダクト開発本部の horiyu です。 SmartHRではChat GPT Plus/Proの利用やGemini・NotebookLMの活用などさまざまなAIの取り組みを行っています。 本記事では、開発チームが使用するエディタを Visual Studio Code(VS Cod…

RubyKaigiスケジュールアプリのPostgreSQLからSQLiteへの移行

久しぶり、プログラマーのkinoppydです。前回の記事では、RubyKaigi公式スケジュールアプリ 「Schedule.select」 のデザイン刷新に関してお届けしました。 tech.smarthr.jp Schedule.selectの今年の大きなトピックは以下の5つです。 デザインの刷新 PostgreS…

なぜ我々は令和にCSVを用いた設定機能を開発したのか

こんにちは! プロダクトエンジニアのsaitomaです! 昨日も令和でしたが、今日も令和ですね。きっと明日も令和です。 100年後は多分令和ではありません。 今回、我々のチームでは、SmartHRの組織図機能において、CSVを用いた一括設定機能を開発しました。本…

Reactで大量描画しても60fps出すためのパフォーマンスチューニング術

こんにちは、SmartHRでプロダクトエンジニアをやっている @Tokky0425 です。 みなさんは普段組織で働いていますか?僕は組織で働いています。 組織で働くにあたって便利なもの、ありますよね。そう、組織図です。 SmartHR にも組織図の機能があるのですが、…

明日から使えるRailsパフォーマンス改善Tips集

こんにちは。プロダクトエンジニアのnakanotです。普段は組織図・分析レポート・従業員サーベイの開発を担当しています。 「この画面、ちょっと遅いな…」 そんな違和感から始まるRailsアプリのパフォーマンス改善、皆さんも経験あるのではないでしょうか? …

TokyoWomen.rb #1に参加・運営・登壇しました!

こんにちは。課金基盤チームのyurikoです。 2025年3月1日に東京・六本木のSmartHR Spaceで開催されたTokyoWomen.rb #1に、運営として参加しました。 この記事では、イベントの模様についてレポートします。 TokyoWomen.rbとは TokyoWomen.rbは、女性も参加し…

【開催レポート】ジェフ・サザーランド博士が語る、AI時代のアジャイル組織の作り方

SmartHRでは現在、AIによるプロダクト開発の変革を推進しつつ、組織全体の適応力を高めることを重要なミッションとしています。 その取り組みの一環として、アジャイル開発の第一人者であるサザーランド博士を招き、ウェビナーを開催しました。

「RubyKaigi 2025事前勉強会 ── 初参加でもつながり鯛!」を開催しました

こんにちは! SmartHRでプロダクトエンジニアをしているshibaです。 先日「RubyKaigi 2025事前勉強会 ── 初参加でもつながり鯛!」を開催したので、その様子をお届けします。 事前勉強会のアイキャッチ 開催概要 3月28日にSmartHRで「RubyKaigi 2025事前勉強…

言語処理学会第31回年次大会(NLP2025)に協賛しました

Head of AI の ryopenguin です。 SmartHR は、2025年3月10日〜3月13日に長崎県・出島メッセ長崎で開催された「言語処理学会第31回年次大会(NLP2025)」に、シルバースポンサーとして協賛しました。 会社からは私とエンジニアリングマネージャーの yoshinar…

Geolocation API を使う時に気をつけたいこと5選 —— 新機能「勤怠管理」の開発でわかったこと

初めまして。SmartHR でプロダクトエンジニアをしている岩元(@yoiwamoto)です。 本日、自分も開発に携わった SmartHR の「勤怠管理」機能がリリースされました! smarthr.jp 近年、「働き方」の多様化はますます進んでおり、勤怠管理システムへのニーズも…