SmartHRは、2025年9月6日(土)に岐阜・うかいミュージアム 四阿で開催されるながらRuby会議01に協賛し、@alpaca-tc が登壇します。
登壇 @alpaca-tc 「refinementsのメソッド定義を4000倍速くした話」
こんにちは @alpaca-tc です。今回は「refinementsのメソッド定義を4000倍速くした話」というタイトルで、Ruby 3.5(trunk)でrefinementsのメソッド定義を高速化した話をします。
私はSmartHRでDPE(Developer Productivity Engineering)ユニットに所属しており、開発者の生産性を向上させるためのツールや仕組みの開発に取り組んでいます。
この発表では、社内のRailsプロダクトで発覚したrefinementsのメソッド定義が遅いという問題を解決するために、パッチを作成してRuby本体を高速化した経験を共有します。
MRIソースコードを読み進めて問題の解像度を上げるにあたって、点が線につながる感動がありました。 今までRubyKaigiで聞いてきた内容である"点"と"点"が、繋がって"線"になっていき、MRIのソースコードが読めるようになっていった感動をみなさまと共有したいです。
私自身は、はじめてのC言語で、はじめてのMRIソースコードに踏み入れるところからのスタートでした。
同じようなMRIソースコード初心者の目線から、Rubyの内部実装に触れることで得られる知見を伝えられればと考えています。
協賛
SmartHRはながらRuby会議01に協賛します。また、運営スタッフとして @ex_SOUL が参加します。
スポンサーセッションでのLTも行います。
おわりに
当日はご来場の皆様とお会いできることを楽しみにしています！
