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やっほー、RubyWorld Conference 2025 で登壇してきたよ

タイトルの通りなんですが、RubyWorld Conference 2025で登壇してきました。わたくしことkinoppydと、技術顧問のwillnetさんの2人で1つのセッションです。

2025.rubyworld-conf.org

ちなみにアイキャッチは、カンファレンスの会場ではなく松江の駅前にあった松江オープンソースラボです。なんでもない駅前にRuby関連の施設があることに感動して思わず写真を撮ってしまいました。

あとね、協賛もしたんですよ。RubyWorld Conferenceに協賛すると、Rubyに貢献することになるので、皆さんも是非来年はよろしくお願いいたします。

何の話をしたん?

以前に会社で開催した、メタプログラミングRubyの読書会と、その後に何が起こったのかをお話ししました。僕が前半の開催パートを、willnetさんが後半のその後どうなったパートを担当しています。

概ね、テックブログでも紹介しているこれらのお話をまとめて総集編にしてと言う感じの内容です。

tech.smarthr.jp

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RubyWorld Conferenceは国際カンファレンスなので、日本語のセッションには英語の同時通訳が付きます。そのため、事前に同時通訳担当の方から「ゆっくりめで喋ってくださいね」とお願いされていたので意識してゆっくりめの気持ちだったんですが、終わった後にkoicさんに会ったら「めっちゃ早口だったじゃないっすか!」って言われました。ごめんなさい。

今年は配信と録画がないので残念ですが、これは今年のスポンサーがちょっと渋かったというのが直接的な原因のようなので、ぜひRubyで盛り上がっている皆様におかれましてはRubyWorld Conferenceにスポンサーしてみてください。ちょっと遠いのでね、行くのが難しいとかいう理由もあると思いますが、スポンサーだけならできるのでね。

なんかインタビューとかもされた

世界のRubyコミュニティと、日本のRubyコミュニティの距離感みたいな話でインタビューをされている方が会場にいたので、僕とwillnetさんもすこし答えてきました。これはそのうちYouTubeで公開されるとのことです。

Rubyのコアチームの多くが日本に居て、カンファレンスも日本で活発に開催されるので、アメリカやヨーロッパのコミュニティとちょっと断絶がない? という内容のお話をしていました。僕の意見としては、「いやゆうてもRubyのメインのユースケースであるRailsに関しては海外の方がコミュニティもイベントも多いしな……どっこいどっこいじゃない?」という旨の供述をしました。あとは日本語でやりとりされる情報が多いという話もありましたが、生成AIに大いに期待しているということを答弁しました。

コミュニティの断絶の話、なかなか難しいというか、英語か英語以外かの問題がまず大前提にあるので、様々な要因があり一言で言い表すのが難しいという感じでです。今年のキーノートを担当していたバンタさんはRubyアフリカのオーガナイザーであり、5千人のRubyistが所属する世界最大のコミュニティだという話をしていましたが、地理的にも言語的にもアフリカは遠いのでこれもまた断絶してると言えるわけです。でも世界最大のコミュニティな訳で、断絶とは一体なにかを考えさせられます。

キーノート

そのバンタさんのキーノートは、アフリカでインターネットにつなげないフィーチャーフォンでいかにアプリケーションを構築するかという話でした。USSD(Unstructured Supplementary Service Data)、つまりSMSとかの通信でゲームブックみたいに「○○のときはXXページへ」みたいな通信をするステートフルなアプリケーションを構築する話でした。日本で言うと、電話の自動応対で「○○のときは1を」とか指示されるアレに近いです。そのアプリケーションの遷移やステートを木構造で表すというなるほど昔i-modeやezwebで見たやつだ的な気持ちになる面白い話でした。なんで日本のキャリアはアフリカに技術を売りに行かなかったんかね?

来年は12月3-4らしいですよ

今回、直前に参加を決めたので宿を取るのがすごく大変でした。というのも、松江周辺というか出雲周辺は11月あたりがすごく盛り上がる季節で、Rubyistだけではなくたくさんの人が島根を訪れるそうです。これを読んで来年参加してみたいなと思った皆様は、是非早めの宿予約をお勧めいたします。

あなたもRubyに貢献しないかい?

最初に言ったとおり、RWCにスポンサーしているSmartHRにジョインすると、Rubyに貢献したことになりますよ。皆さんも徳をつみましょう。

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