SmartHRは、2024年10月25日、26日に東京・有明セントラルタワーホール & カンファレンスで開催される「Kaigi on Rails 2024」に協賛し、約30名が参加し、関係者4名が登壇し、Kaigi on Rails 2024事後勉強会を開催します。
協賛
SmartHRは、Silver Sponsorとして協賛します。
残念ながら、2年連続でブースは抽選漏れしてしまいました。
来年こそは……!
参加
SmartHRからは、約30名が参加します(執筆時点では32名予定)。
登壇
SmartHRからは、社員3名と技術顧問1名のあわせて4名が登壇します。
10月25日(金)
初日は、ymtdzzzさんとhypermktさんが登壇します。
お二人の登壇時刻は同じなので、どちらを観に行くのか迷いますね。
それでは、お二人からのコメントをお読みください。
「モノリスでも使える!OpenTelemetryでRailsアプリのパフォーマンス分析を始めてみよう」(ymtdzzz)
- 時間:14:35〜15:05
- 会場:Hall Red
SmartHRでアプリケーションエンジニアをしている@ymtdzzz(ワイマツダ)です。
近年ではさまざまなマネージドサービスを組み合わせてアプリケーションを構築するようになったことで、たとえモノリスなアプリケーションでも、パフォーマンスやエラー調査の難易度は上がってきています。そのような中、一昔前は導入ハードルが非常に高かった分散トレーシング技術がOpenTelemetryの登場により急速に発展し、利用しやすくなってきています。
今回のトークでは調査の難しさの要因を深掘りしたうえで、Railsにすでに存在するパフォーマンス分析ツールとも比較しつつ、分散トレーシングがどう役立つのかについてデモも交えながら解説します。導入方法や構成例も紹介するので、すぐに皆さんのRailsアプリで分散トレーシングの検証を始めることができる内容となっています。
SREではなく一人のアプリケーションエンジニアとしての視点で語れればと思いますので、オブザーバビリティに興味があったり、身近に感じてみたい方はぜひ聴きに来てください。
「Sidekiqで実現する長時間非同期処理の中断と再開」(hypermkt)
- 時間:14:35〜15:05(ymtdzzzさんと同じ!)
- 会場:Hall Blue
SmartHRでバックエンドエンジニアをしている @hypermkt です。
業務システムにおける大量データの入出力では、非同期処理を活用する機会が非常に多いです。特にデータ量が増えるにつれて非同期処理の実行時間が長期化し、デプロイや運用時の課題として現れてきます。
今回の発表では、SmartHRが実現しているSidekiqを使った中断・再開処理の仕組み、その具体的な実装例、実際の活用事例について紹介します。
もし長時間非同期処理の運用に課題を抱えている方がいらっしゃれば、ぜひ発表を聴いていただければと思います。
10月26日(土)
2日目は、Shinichi Maeshimaさんとasonasさんが登壇します。
お二人の登壇時刻は連続しているので、両方を観ることができますね。
それでは、お二人からのコメントをお読みください。
「Sidekiq vs Solid Queue」(Shinichi Maeshima)
- 時間:13:30〜14:00
- 会場:Hall Blue
SmartHRで技術顧問をしている@willnetです。最近涼しくなったのでジョギングが捗っています。
Railsで利用できるバックグラウンドワーカーは数多くありますが「流行っているSidekiqをなんとなく使っている」という人が多いのではないでしょうか? そんな中、新しいバックグラウンドワーカーであるSolidQueueがRails 8.0のデフォルトとして採用され、今後勢力図が変わっていくことが予想されます。
この発表では、SolidQueueとは何なのか? なぜ生まれたのか? という話から、現在デファクトスタンダードの地位を占めているSidekiqとの機能比較を通じて、これまでなんとなくバックグラウンドワーカーを選定していた人が自信を持って何を使うか決められるような話をします。
バックグラウンドワーカーの知見を深めたい方はぜひ聴きに来てください。
「The One Person Framework 実践編」(asonas)
- 時間:14:10〜14:25
- 会場:Hall Red
こんにちは。ソフトウェアエンジニアです。
もともとは「えにしテック15周年記念カンファレンス」というイベントでtakahashimさんがキーノートとして登壇された「2024年のRailsと自由について考える」の資料を読んだことがきっかけです。資料を読んで大興奮しながらリンク先の文章を読みあさり、DHHさんの提唱する「The One Person Framework」というブログにあらためて感銘を受けて提出したプロポーザルです。
トークの内容としては平易なものにしようと思いつつ、発表原稿を書いていたら概念の説明だけで15分ぐらいかかることがわかってしまったので、2倍の速度でしゃべって30分の発表にします。
Kaigi on Rails 2024事後勉強会
Kaigi on Rails 2024の2週間後の11月8日に、東京・六本木のSmartHR SpaceにてKaigi on Rails 2024事後勉強会を開催します。60分間でLT(Lightning Talks)を11本行います。
ご参加者、ご登壇者をともに絶賛募集中です!
ご参加者は、Kaigi on Rails 2024参加者に限定しています。
ご登壇者は、Kaigi on Railsのコアコンセプトである「初学者から上級者までが楽しめるWeb系の技術カンファレンス」を踏襲し、以下の枠で募集しています。
トーク内容は、Kaigi on RailsまたはRailsに関するものであればなんでもOKです!
- Kaigi on Rails 2024が初参加だった方によるLT
- Kaigi on Rails 2024が2回目以上の参加だった方によるLT
- Railsコミッター/Kaigi on Rails 2024スピーカーの方によるLT
- Kaigi on Rails 2024オーガナイザーの方によるLT
SmartHRからは、以下の3名が登壇予定です。
- 「Railsで4GBのデカ動画ファイルのアップロードと配信、どう実現する?」(theo)
- 「みんなでプロポーザルを書いてみた」(yuriko)
- 「初めてのオフラインイベント登壇を終えて」(ymtdzzz)
なお、当日の配信予定はございません。
それでは、Kaigi on Rails 2024とKaigi on Rails 2024事後勉強会でみなさまにお会いできることを楽しみにしています!