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SmartHR 品質保証部の現状の体制と目指す姿(24/09版)

SmartHR 品質保証部の現状の体制と目指す姿(24/09版)

はじめまして! SmartHR 品質保証部マネージャー(Acting*1)のtarappoです。

本記事はSmartHR 品質保証部について紹介する連載記事の第一回目となります。
まずは品質保証部全体の紹介をし、今後各ユニットの紹介を定期的に公開していく予定です。

はじめに

品質保証部は今年の4月に次のブログ記事でその時点における組織体制について紹介をしています。

このブログ記事の公開から約半年が過ぎました。

その間に組織体制の変化もあり、改めて「SmartHRの品質保証部の現状の体制」と新たに言語化した「目指す姿」、そして現時点での「課題」について書いていきます。

上記のブログ記事で説明していますが、SmartHRの品質保証部ではここ1年で次のような体制の変化がありました。

  • 以前
    • 個々のプロダクトに専属で入り開発チームと一緒に動いていく
  • 現在
    • 現状に応じて関わり方の濃淡を模索して動いていく

以前のような専属で入っていくスタイルはメリットはあるものの、人数が必要となり続けるためどうしてもスケールがしづらいという大きな課題があります。
現状のマルチプロダクト戦略に伴って急速に変化していくなか、このスタイルを続けることは品質保証部がボトルネックとなりかねません。

したがって、プロダクト特性や開発チームの状況に応じて関わり具合に濃淡をつけていくことが重要になってきます。 この濃淡の付け方が非常にむずかしい課題の一つといえます。

まず、現時点での体制を説明します。

現在の品質保証部の組織体制

2024年9月時点で、品質保証部は次のような体制になっています。

2024年9月時点での体制図

上図にあるように品質保証部内には次のユニットがあります。

  • 労務ユニットA
  • 労務ユニットB
  • プロダクト基盤ユニット
  • タレントマネジメントユニット
  • overallユニット

各ユニットは主に次のような構成になっています。
これらのユニットがどのような活動をしているかの情報については、今後の連載記事で紹介していきます。

  • 体制
    • チーフ1名とメンバーが複数名
  • 担当するプロダクト
    • (基本的に)複数プロダクト

この図だけを見ると、体制が整っているかのように見えるかもしれません。

しかし、各ユニットが上述したような「濃淡」をつけての関わりを考えるというテスト戦略ができているかというと、まだやりきれていないという状況です。
それを考えるための情報やスキルが必要となりますが、そういったものが整っていないといえます。

そのため、まだまだ私たちの目指す姿に向けてやるべきことはいろいろとあります。

その目指す姿について次に説明していきます。

品質保証部が目指す姿

私たち品質保証部は「良いサービスを早く提供し続ける」ことを目指しています。
そのためには「継続的に品質保証していける体制づくりに責任を持つ」必要があります。

この「体制づくり」は「品質保証部」という部のことでもあり、開発チームや会社全体も含めたうえでの話になります。

そのような体制づくりを推進するためにも上述したような体制へと変更していますが、まだまだ足りていないところがあります。

「良いサービスを早く提供し続ける」に向けて

目指す姿に向かって進むためには、私たちが「今おこなっていること」を開発チームで当たり前にし「次の当たり前」を作っていくことが重要になってきます。
この「次の当たり前」をQAの専門家である私たちが考え、そして作っていくということを継続的に追求していく必要があります。

専門性は追求する必要がありますが、QAの領域は非常に広いです。
したがって、一人ひとりのQAエンジニアが全てのことを出来る必要はありませんし、一人で担うのは無理があります。

SmartHRの品質保証部として、上記の目指す姿を達成できる組織になっていることがなによりも重要です。
そこで私たちは多種多様なスキルセットを伸ばし、活用できる土壌が必要です。

現時点で、その体制が作れているかというと、まだ歩み始めたばかりです。
そのため、まだまだやるべきことがたくさんある状況です。

目指す姿に向けてさらに進む体制にするには、私たちと一緒にその専門性を追求し伸ばしていける仲間が必要です。

このような現在のSmartHRの品質保証部に入ることで得られる経験はいろいろとあります。

得られる経験

拡大を続けるSmartHRの各プロダクトに対して、いかに私たち品質保証部がスキルを活用し「良いサービスを早く提供し続ける」かを考え実践することができます。

そのためには多種多様な職種の方を巻き込みつつ、そして自分たちの多種多様なスキルを駆使して、達成していく必要があります。
そこにはQAエンジニアとしての成長機会がたくさんつまっています。

今あるスキルをより伸ばすことも、新たなスキルを活用する機会も多くあります。

このように伸び続けるプロダクトと向き合って「良いサービスを早く提供し続ける」という目指す姿にフルコミットすることは、あまり経験できないことかと思います。

現在、品質保証部では「QAエンジニア」と「QAエンジニア(チーフ候補)」を募集しています。
プレイヤーとしてもマネジメントとしても良い経験が得られるタイミングといえるかと思います。

おわりに

本記事は最初に述べたように品質保証部の連載記事の第一回目となります。
この内容を通して、SmartHRの品質保証部がなにを目指しているかという全体の話が少しでも分かってもらえたら幸いです。

各ユニットの紹介も今後していきますので、是非とも次の連載記事をチェックしてもらえればと思います。
連載2回目となる次回は「労務ユニットA」の紹介記事になります。

We are Hiring!

本記事を読んで、SmartHRの品質保証部の目指す姿に共感を持って興味を持っていただけましたら、カジュアル面談をぜひご検討ください。

私たちと一緒に新たなSmartHRの品質保証部を築いていきましょう!

*1:Acting(代理)制度とは、入社時からマネジメントレイヤーの期待値で入社した人材へ適用されるSmartHRの制度です。初めてSmartHRで働く方に対して既存社員と同等の責任/期待/役割を入社当初から担っていただくため、ご入社される方と受け入れ部門双方がスムーズに、かつ最適な成果をだせるよう準備期間としてActing(代理)期間を設けています。